日本経済新聞出版<br> FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実

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日本経済新聞出版
FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実

  • ISBN:9784532176525

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内容説明

ここは、すべてが狂っている
衝動に満ちたトランプの意思決定を暴いた全米大ベストセラー!
FEAR: Trump in the White Houseの日本語版!

感情的になりやすく、気まぐれで予想のつかないアメリカ大統領の言動に世界が翻弄されている。
ホワイトハウスのスタッフは大統領の危険な衝動と思いつきを故意に妨害し、国を動かしている。
世界一の強国の意思決定はいま狂気に満ちている。本書は、その物語である。
ニクソンを退陣させた伝説の記者、ボブ・ウッドワードだから書けたトランプとホワイトハウスの真実。
政権内部を知悉する重要人物らに数百時間にわたる極秘インタビューを敢行。
会議メモ、部外秘のファイル、文書、個人の日記といった一次情報から大統領執務室、エア・フォースワン、ホワイトハウスの公邸部分でトランプ大統領の意思決定がどのように行われているかを暴く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

202
「炎と怒り」に続いて、トランプ大統領本、2作目です。アメリカを代表するジャーナリスト、ボブ・ウッドワードの著作だけあって、トランプ政権のリアル、混乱ぶりが良く解ります。世界一の最高権力者、アメリカ大統領には、品格、高い見識・志、未来を見据えた長期的な視野等が求められると思いますが、アメリカのジャイアンにはいずれもありません。トランプ大統領が再選されないことを切に願います。2019/03/03

koji

44
混乱と恐怖の再現、トランプ再登場はあるのか。もう一度トランプを考えようと本書を手に取りました。読み終えた感想は英語で。You made me puke. I don't want to talk to Donald John Trump anymore.なかなかこういう気分になる本はないですね。本書にうまい言い回しがあります。トランプとの関係は近づけば近づくほど遠ざかる。最初が100点で、どんどん減っていく。一方これだけ人心が離れても外周にはトランプ信者がうじゃうじゃいます。トランプは遠心力の怪物です2024/02/13

おさむ

39
読んだ後、絶望的な気持ちになりました。あのウォーターゲート事件のスクープ記者がホワイトハウスの内実を描いた本著は、全米のみならず世界でベストセラーになっています。思いつきで政策を決めるトランプ氏をいかに制御するかで知恵を絞るとりまき。「真の力とは恐怖だ。弱みを見せてはいけない」こう言い切るトランプが牛耳る米国にいま世界は振り回されている。安全保障、貿易交渉、移民問題‥。問題は山積しているのに、この本を読めば、これからもトランプはなにも変わらず、さらに悪化していくだけだろうとしか思えません。2019/01/14

香菜子(かなこ・Kanako)

35
FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実。ボブ・ウッドワード先生の著書。優れたビジネスマン、優れた経営者が、優れた政治家、優れた大統領になるとは限らない。直観的な思いつきや閃きでは政治は上手くいかないし、自信満々なのは良いけれど自信過剰で権力を振りかざした高圧的態度で恐怖政治をしてしまっては庶民の心は掴めない。2018/12/28

ぐうぐう

34
トランプ政権の内幕を暴露する本書だが、どのように意思決定がなされているのか、その過程に焦点が当てられている。それは、デタラメのひとことだ。トランプの思いつきや気まぐれ、あるいは思い込みで重要な案件を次から次へと決定していくプロセスは、出来の悪いコメディを見ているようだ。トランプが衝動的に署名してしまわないように、親書の草稿を側近達が隠すエピソードなど、B級映画の脚本家でも思い付かないだろう。しかし、このエピソードを笑うことができないのは、実際にホワイトハウスで今現在も行われているからだ。(つづく)2018/12/13

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