内容説明
「日弁連は一部弁護士の主張を宣伝する道具であってはならない」と言うケントさんに私は100%同意する。この点について正々堂々と議論する責任が日弁連にはある。【北村晴男弁護士推薦!!】
日本で働く約4万人の弁護士全員が必ず加入しなければならない日本弁護士連合会(日弁連)。だが、彼らは「日本を代表する弁護士会」の名を利用し、国内外で特定の主義・主張に基づく政治活動を長年行ってきた。
死刑制度廃止、集団的自衛権行使反対、憲法改正反対、首相の靖国神社参拝反対、慰安婦問題追及、朝鮮学校無償化支持、拉致問題と北朝鮮の核・ミサイル実験は無視――
日弁連はいったいどこの国の弁護士会なのか? 誰の人権を守ろうとしているのか? 日本の弁護士が言えなかった「日弁連の闇」に米国人弁護士がメスを入れる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
46
「日弁連」という団体がどのようなものか全く知りませんでした。この著書の内容通りだとしたら、酷い団体だとしか言いようがありません。また、以前から「人権派弁護士」という人達に好印象は持っていなかったのですが、こちらを読んで益々嫌悪感を抱きました。そう言えば「光市母子殺害事件」を担当した弁護団も酷かったですよね。中々面白い1冊でした。 2020/01/23
それいゆ
31
３０年以上前から知っている人気タレントだとばかり思っていたケント・ギルバートがこんなにまともな人だとは！眼から鱗です。被害者の人権よりも加害者の人権を守ろうとする、政治的中立でない、慰安婦問題にしても拉致問題にしても、いったいどっちの国の側に立っているのか？日弁連というのは、もちろんごく一部の会員だけなんですが不思議な団体だということがよく分かりました。強制加入の団体だということも初めて知りました。著者は、解体せよと言っていますが、そのとおりだと思います。2019/02/23
gtn
19
全ての弁護士が所属する日弁連が発する宣言や声明の大半が、「左寄り」であることに、以前から違和感を覚えていた。本書で、例えば「死刑廃止宣言」は全会員のわずか２％の大会出席者の採択で決議されていたことを知り、得心するとともにあきれる。そして、加害者を守ることにのみ血道を上げる、一握りの"人権派"弁護士が総意を形成していたことは想像どおり。光市母子殺害事件の被告人弁護における、なりふり構わぬ悪あがき等、彼らの人道を外れた行いには、いつもうんざりしている。被害者よりも、イデオロギーを優先させる愚か者どもよ。2023/06/08
templecity
12
弁護士に十室強制的に加入させられる日弁連は、ごく少数の特殊弁護士によって、その思想が牛耳らている。思想の根本は国家を敵だとみなし、国家と闘うことが正義だと考えていること。なので被害者の感情も鑑みず死刑反対論を唱えてみたりする。元々学生運動が盛んな頃に過激派活動にのめりこんだ学生が大企業に就職できずたどり着いたのが当時の弁護士という職業。なのでそのような思想を持っている者が多い。中韓の側を持ったり、非武装中立を唱えるなど、おおよそ日本人とは思えない振る舞いである。従軍慰安婦などを裏で煽っているの日弁連。⇒ 2020/03/05
乱読家 護る会支持！
6
オウム真理教の死刑執行に反対。改憲反対。共謀罪（テロ等準備法）の創設反対。慰安婦問題の解決。朝鮮学校の高校無償化継続。永住外国人の地方参政権付与。。。日本の弁護士は必ず属さないといけない「日弁連」なのに、一部のリーダーによる左傾化が進んでいる。そして、日本人最大の人権問題である「北朝鮮拉致問題」については冷たい。まるで、日本共産党の別組織のようだ。。。 弁護士は、思想的には中立であるべきと思います。日弁連を中立に戻すために、法改正して民主的な組織にしないといけないようです。2019/09/17
