孤独 ひとりのときに、人は磨かれる

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孤独 ひとりのときに、人は磨かれる

  • 著者名:榎本博明
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • クロスメディア・パブリッシング(2018/11発売)
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  • ISBN:9784844374626

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内容説明

「ひとりになりたい。けど、なりたくない。」
ベストセラー心理学者が読み解く、現代人の病理とその処方箋


「孤独」という言葉から、あなたはどんなイメージを思い浮かべるだろうか。
おそらくネガティブなイメージを持つ人が多いだろう。
だが、孤独というのは、そんなに忌避すべきものだろうか。
人間はそもそも孤独な存在であり、孤独を感じない人などだれもいない。
そして、孤独にはさびしく辛い側面と同時に、豊かで創造的な面もある。
実際に多くの偉人が「ひとりの時間」を大切にし、孤独の価値について言及してきた。


・最上の思考は孤独のうちになされ、最低の思考は混乱のうちになされる。
by エジソン

・人間は孤独でいるかぎり彼自身であり得るのだ。
だから孤独を愛さない人間は自由を愛さない人間にほかならない。
by ショーペンハウエル

・孤独であって、充実している、そういうのが人間だ。
by 岡本太郎


つまり、人間にとって、孤独は過剰であっても不足してもいけないものであり、
本当に重要なのは、そのバランスを整えることなのだ。

本書の目的は、つながり過剰な世の中で軽視されがちな「孤独の効用」を説くことである。
思考を深め、自分を豊かにする孤独こそ、雑多なコミュニケーションと過度の情報にさらされて
自分を見失いがちな現代人にとって、もっとも必要なものなのだ。


【目次】
第1章 孤独を奪われた人々
第2章 なぜ、思考の浅い人間が増えるのか
第3章 「つながり依存」の実態
第4章 自分の時間を取り戻す
第5章 創造は孤独から生まれる


感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

uD

20
さすが榎本さん。彼の論調や文章は抵抗なく読める、肌に合う。 現代日本に溢れる「つながり依存」の人々(特に若い層)に向けて「ひとりの時間の大切さ」を説く一冊。 「世の中人脈が命!すごい人はみんなすごい人脈を持ってる!仕事の基本は人脈をつくること!人脈人脈人脈…」とまで言うと少し誇張が過ぎるが、確かにそういう人が最近多いように思う。SNSが飛躍的な発達を遂げた今つながる力にはそれほど価値がなく、弊害の方が目立つというのは全く著者の言う通り。 「人と浅くつながるよりも、大切なのは自分の実力をつけること」 よし!2019/03/21

はとむぎ

15
「ひとりになりたい。けど、なりたくない。」帯に書かれていたこの言葉に惹かれて買ったが、正直、思っていた物とは違っていた。全体的(特に前半)はネットあるいはSNSに対するマイナス面を強く訴えている。「SNS離れしたい……」と思っている人は背中を押してもらえて良いかもしれないが、著者が改善させようとしているような対象は、そもそもこの本を読まないだろうな。冒頭の文章に関すると思われる部分は、私が考えていたアプローチではなかったので残念。→2018/11/15

あび

11
孤独に学ぶことは大切。2018/11/07

hoco

9
出版点数が多いとか取り上げるテーマとか、何かと苫米地さんと被る気がしますが、キャラは全然被らない。アクがないのが榎本さんなので、苫米地さんの自己啓発書を読んで拒絶反応が出た人は、榎本さんをお読みになると良いかもしれません。切り口は同じで、現代人は本を読む量が圧倒的に少ない。SNSを含むインターネットメディアを受動的に見るだけで内省する時間がないので、おのれを知らず不安になりがち。かつ、内省しないために発言が浅薄になりがち。にも関わらず、その浅薄な自己をアピールするのだから痛い。ハイ、本を読み続けます。2020/07/16

犬養三千代

8
スマホやSNSに時間を盗まれないでじっくり考える。時にはボーッとしてみようということ。 イマイチ心に響かない。HOW TO本みたいだった。2019/12/26

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