日本経済新聞出版<br> Society(ソサエティ) 5.0 人間中心の超スマート社会

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日本経済新聞出版
Society(ソサエティ) 5.0 人間中心の超スマート社会

  • 著者名:日立東大ラボ【編著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 日経BP(2018/10発売)
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  • ISBN:9784532357887

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内容説明

■ICTの発展、グローバル化の進展、人々の価値観の変化などにより、知識や価値の創造プロセスが大きく変化し、経済や社会のあり方、産業の構造が急速に変化する大変革時代が到来している。日本は、そのような経済や社会の変革に対応した新たな価値を創出し、豊かな暮らしがもたらされる「超スマート社会」を未来の姿として共有し、世界に先駆け社会課題の解決を実現していく「Society(ソサエティ) 5.0」という方針を掲げている。

■東京大学と日立製作所は、このSociety 5.0を構想・実現するために「日立東大ラボ」を、2016年に設置した。同ラボでは、従来の課題解決型産学連携から発想を転換し、ビジョンを創生・発信し、実現に向けた課題解決に取り組むという新しい形の研究開発を推進している。

■本書では、日立東大ラボで得られた知見に基づくSociety5.0のビジョン、方法、技術開発を広く社会と共有すると共に、現代の都市が抱える課題解決に向けた新たな方向性を提示する。最大のキーワードは「超スマート社会」の実現。ビッグデータ解析、人工知能などの技術が創り出す「サイバー空間とリアル空間の融合」が牽引する未来とは、どのような社会であり、どのような方法で目指していくのか、産学協創の体制により、企業の持つ技術開発力と大学の持つ知の力を組み合わせた研究開発を通じて、居住からの変革“ハビタット・イノベーション”によるその理論や方法、技術開発について解説する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソーニャ

25
タイトルがおもろそうなので読んだ。 “Society 5.0”とは狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続くような新たな社会で、それを生み出す変革を科学技術イノベーションが先導していく。現実の世界からデータを集め、それを計算機の中で処理し、その出力を社会で活用するという、現在ではそれぞれ閉じた世界で行われているものを社会全体で行う。 前半のスマートシティやサービスの連携は分かったが後半は難しかった。“最適”なコントロールを実現するのはAIだが、“最適”とは何かを決めるのは人間というのはなるほどと思った。2019/09/01

zel

11
society5.0。あっという間に来るのかも。20年とかからず??それを想定していろいろ進めなくては。と感じました。コロナで対応の速いところもあれば、そうでないところもあれば。先は見ていたい。2021/03/21

miso soup

6
今後の日本社会の方向性を政府がどう考えているか垣間見えた一冊。全ての国民に効率的なサービス・空間を強要すれば、便利な社会はもたらされるのかもしれない。そうではなく、一人ひとりが望む生き方を実現できる社会を目指す。構造改革・技術革新・QoLに要因分解すれば、人々の生活向上と社会問題解決のトレードオフに取り組むためのアイデアが見つかる。サイバー空間と現実空間が融合すれば、データ駆動で社会問題解決が促進される。何よりも、市民が自ら社会に参画し、住みやすい空間を創る意思を持つことが大切である。2022/11/24

まめタンク

5
2019年303冊目。本書でスマートシティの成功例として紹介されている「柏の葉キャンパス」ですが、個人的には三井不動産がゴルフ場の跡地、それも東京とつくばの中間に作ったコンクリートジャングル(周りは殆ど田んぼ)が日本の未来都市なのか?と聞かれると疑問です。最新のAIやITを活用して、、と言った話も出て来ますが、表面的にキーワードが羅列されているだけと言う印象がぬぐいきれません。2019/11/29

tetsubun1000mg

5
スマート、イノベーション、ハビタットとカタカナがやたらと多く、各章も抽象的で具体的な内容が少ないと感じました。 最先端のことを記述しているのでしょうが、難解な哲学書を 読んでいるように(読んだことは無いですが)よく分かりませんでした。 日立がデータの活用で、将来の事業を構築しようと考えていることは想像できました。 2018/12/01

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