内容説明
大学一年の春、幼馴染みの代々木春菜に誘われサークルのコンパに参加した高幡陸生は、少し緊張しながらも楽しい時間を過ごしていた。そんな中、隣に座っている海音寺美優が酔いつぶれてしまい介抱することに。そして、何気なく彼女の素顔を覗きみるとネットで話題の「μ」本人だった!! 突然の事に陸夫が驚いていると、美優に「この事は二人だけの秘密にして」とお願いされて……。秘密を持つ彼女との契約関係から始まるラブ・コメディが始まります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロロシ33
44
面白かった。 これからどうなるのかなぁ!? 続編出てくれると嬉しいです。 人気のコスプレイヤーが近くに居たら興奮しますよね。 ワクワク。 2019/05/06
よっち
31
大学一年の春、幼馴染の春菜に誘われ郷土史研究会のコンパに参加した陸生。そこで出会った海音寺美優がネットで話題のコスプレイヤー「μ」であることに気付き、二人で秘密の契約を結ぶラブコメディ。趣味をひた隠す美優のためにサークル旅行中のイベント参加を陰ながらサポートしたり、活動に反対する彼女の姉を説得するべく奔走する中で育まれてゆく二人の信頼関係がいいですね。そんな二人の距離感にやきもきする春菜を絡めたラブコメ模様はメインではなかったのか、これからなのか気になるところですが、この続きをまた読みたいと思いました。 2018/10/26
真白優樹
13
大学一年の春、オタクな普通の青年と、人気コスプレイヤーの顔を持つ少女が出会い、始まる物語。―――隣にいる温かさ、守る為なら走り出せ。 初々しくて、真っ直ぐで、どこまでも透明で、純粋で。 そんな甘酸っぱい、まさにアオハルと読んで青春と書くべき物語であり、彼女の秘密を守る為、必死に、一生懸命に身を挺して頑張る青年の姿が不格好で輝いてみえる物語である。青春は、君がいなくちゃ始まらない。 始まり、歩き出したばかりの二人の名前のない関係。どこかもどかしい関係は、どんな花を咲かすのか。 次巻も早く読みたいものである。2018/11/01
ホシナーたかはし
10
「小説の神様」読了後だと、代々木春奈が、オタク行為を否定する言い分が、納得できない腹が立つ。自分が彼を好きだから、オタク行為を止めさせて、自分好みにしようなどと、ちゃんチャラ可笑しいわ。ストーカーかこいつ。美優ブラのホックをはずす仕草がエロいけど、物語の進行に必要か?途中でギブアップ2018/10/30
リク@ぼっち党員
8
※とても健全です。大学でたまたま出会った憧れのコスプレイヤーとの秘密の関係。陸生が良い奴なのでこれといった不安もなくスルスルと読み進められた。こういうド直球な作品は好きよ。今はまだ仄かな明かりが灯ったばかり、この感情にどんな名前がつくのか。そして腐れ縁な春菜の逆襲はあるのか。とりあえずオタク相手にオタク趣味の否定はやめたほうがええで。2018/11/04
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