内容説明
「よ、よくも人のことを散々踏みつけてくれましたねぇっ……!」
現実では平凡で目立たない男子高校生・四埜宮悠木(シノミヤユウキ)は、仮想現実型ネットゲーム『銀剣』こと『グラディウス アルジェンティウス』の中では美少女キャラクター・ユキとして名を知られたプレイヤーだった。手練れの大剣使いとしてだけでなく、煽り屋の問題児として。しかし、ある日倒して背中を踏みつけた対戦相手が実は同じクラスの文学少女で、しかも彼女に悠木がユキだとばれてしまい……。踏んで踏まれて始まったボーイ・ミーツ・ガールな青春ゲームライフの行方は!? 第20回Gzブレインゲーム小説コンテスト金賞受賞作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラノベの王女様
11
ネットゲームの中で悪名轟く少年が、VR世界で剣士の少女を死体蹴りしたら、現実世界で報復されてしまった物語。―――感じるだろ、この世界に住む人々の息吹を。ゲームで踏みつけ、リアルで踏まれ。そんな逆転する関係を通して徐々に交流を深めていく二人を眺めていると、彼らの飛び込む仮想現実の世界もまた、確かな空気感のある実体なのだと教えてくれる。照り付ける苛烈な陽光を、紡がれてきた国家の歴史を、戦いに生きた誇り高き戦士の魂を。読めばその全てを肌で感じ取れるはず。帝国と共和国の戦いの行方は如何に。次巻も楽しみだわ。2018/11/26
ㄜ˝ コ
0
なろうって青春モノあったんすね2018/11/08
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