ときどき杉山さんが

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ときどき杉山さんが

  • ISBN:9784779009235

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内容説明

金色の巻き毛、緑色のつばの広い帽子、緑色のロングドレスをまとった、ちょっと口うるさい小さな小さな天使の杉山さん。そんな天使が花盛り小学校3年生のりょうクンのズボンの左ポケットにやって来ました。杉山さんの目的は、3年生になって間もない子どもの心のケアをおこなうこと。学校の決まりが守れない、甘えん坊で、友だち思いのりょうクンの心の成長物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Naomi

2
小学3年生のりょうクンの左ポケットに、<杉山さん>がきてくれて、話を聞いてくれたり、アドバイスしてくれたりします。お母さんの次に心の支えになってくれる存在みたいです。りょうクンの健気さや、友だちへの想いに、やさしい気持ちになれました。<杉山さん>みたいな存在が、どの子どものそばにもいるといいなと思います。2013/06/01

だんまり

0
妖精・変形版かな。結局、りょうクンが暖かい家庭に育っていて、とっても気持ちの優しい少年だったことが良かったんだよなあ~2013/11/14

すずえり

0
小3の主人公のところに、ある日「杉山さん」がやってきた。杉山さんは手のひらにのるくらい小さくて、困っている子どもを助けてくれる人らしい。 小3のりょうクンが友だちのこと、鉄棒のことなど相談にのってもらい助けてもらう。 でもいつも一緒に遊ぶヤンちゃんは、お母さんもいなくて学校にも行ってなくて、自分よりもすっと困っている。りょうクンは杉山さんにヤンちゃんを助けてあげてとお願いする。 そっけない態度のようだけど、杉山さんがいてくれたらきっと心強いだろうな。ラチとライオンを思い出しました。 中学年から。2013/05/07

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