日本経済新聞出版<br> 性格がいい人、悪い人の科学

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日本経済新聞出版
性格がいい人、悪い人の科学

  • 著者名:小塩真司【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 日経BP(2018/10発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532263843

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内容説明

あの人はいい性格だ、うちのワンちゃんはおとなしい性格……。
日常的によく使う「性格」という言葉。しかし「では、性格とは何ですか?」と
聞かれると、実はうまく説明できない。

本書は、性格を科学するパーソナリティ心理学の専門家が、
最新の研究成果を踏まえて、5つの性格特性(ビッグファイブ)の組み合わせから、
人間の性格は、どうすればうまく表現できるのかをわかりやすく説明します。

サイコパス、グリット、神経症傾向……。よく話題にのぼる「性格用語」も
具体的に解説され、広くて深い人間の「性格の宇宙」への旅に招待します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すーさん

30
性格をどう定義するのか非常に興味を持って読み始めた。主観的なものなのではなく、可能な限り客観的に読み解いているところが良かった。開放性、外向性などの観点からさまざまな性格を相関係数によって数値化していく。自尊感情のところや、物事をやり遂げようとする性質であるグリットなどのところは特に面白かった。この本のテーマは否定ではなく、多様性だった。多様性ということはメディアなどで取り上げられることが増えてきたがその大切さが、この本を読んでから理解できた。良書。2019/04/08

ステビア

23
ビッグファイブと様々な特性の相関2022/01/29

hk

19
「外向性」「協調性」「勤勉性」「神経症傾向」「知的開放性」このように本書では性格の5つの軸を定め、様々な人格を分析している。1つ1つの性格軸はどちらに触れようと痛し痒しだ。例えば勤勉性が高いと計画的に事を進めてしっかりと成果を出す反面、大冒険して望外の大成功をおさめることもない。協調性が高ければ集団としてパフォーマンスが高くなる一方で、同調圧力で異論を申せない排他的な組織となってしまう。どの性格軸も一長一短なのだ。この5つの性格軸を定量化することで、人々の性格を表現するという近代心理学の試みは面白い。2019/01/04

Artemis

9
性格を五つの要素で捉えたビッグファイブ理論で説明されたもの。傾向を掴むという観点ではわかりやすいし、良いところや傾向を客観的に見るツールになりそう。2023/08/05

ATS

8
★★☆エビデンスをもとにして書かれていているのはよかったのだが、結局何が言いたいのかよくわからなかった。こういう性格はこういうのと関係があって、カテゴライズするとこういうのがあって、、、みたいな羅列が続き、でなんなの?と思ってしまった。後半は斜め読みだったが、筆者の結論としてはいろんな性格の人がいるし、性格は立ち位置によって長所にも短所にもとれる。だからどんな人でも社会で円滑に生きていけるような多様性を認め合えるような社会がいいよねという感じで、まぁそりゃそうだねって思った。2018/10/21

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