内容説明
いままで読みたくても読めなかった、雑誌「Amie」に掲載された、幻の「マリア外伝」が大幅にボリュームアップして、ついに登場です。マリアよりも艶やかで狂おしい、エルザ、フランツ、ユリアの恋物語――。そしてもうひとつ、スペシャル企画として池上沙京先生のコミック版『マリア』も収録。豪華絢爛たるドイツ王朝絵巻……。ため息の出るような流麗なイラストを、存分にお楽しみください!!ロマンの世界へ、ようこそ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まりい
6
どんなに想い合っていても、触れることはおろか気持ちを打ち明けることさえできないふたりが、とにかく切なかったです。そしてエルザが本当に不憫。ハプスブルクのような名門の一員として生きるのも、大変なことだったんですね。フランツが触れた薔薇を大切に集めるエルザの姿には、胸が締め付けられました。壁越しにやりとりする場面がいちばんお気に入り。ふたりでワルツを踊るくだりもよかったな。フランツの印象もだいぶ変わったことですし、マリアがまた読みたくなりました。2013/11/27
ゆん
5
再読。娘マリアの人生もなかなかだったけど、父とその思い人との長く切ない恋物語。好きでも、好きと言ってしまえない…言葉を交わしても、手も触れあわないそんな恋。マリア以上に切ないなぁと、読んでまた思う。2013/05/22
こんこん
5
娘に負けず劣らず、母もまた。『マリア』ではどこかはっきりとはつかめなかった、「父」の在りし日の姿が見られたのが、個人的には嬉しかった。しかし、時代、よなあ。2010/07/21
まお
5
何度も読み返したくなる良作。幾重にも絡まりあったそれぞれの想いを、変革の時代という怒濤の急流が押し流していく。物凄く切ない。泣けました。
ここはる
4
「マリア」の前日譚、マリアの両親たちのお話。「マリア」での謎が解けます。マリアの父フランツと,ハプスブルグ家からフランツの仕えるハルバーシュタット公に嫁いだエルザの報われない恋にとにかく泣けるっ(T_T)こんなに切ない物語を読んだのは久々で身がよじれそうでした。これって本当にティーンズ向け?少女漫画的な挿絵が時々入っていて、私的には電車内で読むのが少々恥ずかしかったです(。-_-。)でも、面白かった!2014/10/31




