内容説明
強国に挟まれ悩むブロア領主アスラン、政略結婚から逃げ出すその妹レイチェル、領主に恋するがゆえに別の男に体を許してしまう侍女ジェシカ、騎士になれない体に苦悩する若きフランス王フィリップ、身分を捨て自由に生きる吟遊詩人ブラン。 強い者が正義であった時代、若者たちは、運命に逆らい、本当の愛を模索していた。 12世紀のフランス、豊かなブロアの大地に、熱い青春の伝説が語り継がれる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆり
3
再読。正直、レイチェルよりジェシカの方が好みなのですが(笑)、レイチェルには確かに誰にもない魅力があるよなあ、結局は憎めなくて愛らしくてジェシカと一緒に苦笑いで許しちゃいます。それにしてもアスランが切ないな……。池上紗京さんの甘い挿絵が雰囲気ぴったりで素敵です。ブランは結局どこの出身だったのかなー。2012/08/20
ひとみ
2
甘々(笑)レイチェルよりもジェシカが好みなんですよね。リチャードはやっぱり嫌い( ̄△ ̄)2012/08/31
あまな
1
レイチェル派。天真爛漫な夢見るお姫様が本当の恋に落ち、持ち前のあっけらかんとした性格と芯の強さで苦境を乗り切り未来へ突き進む感じが、なにかにつけ後悔の多いジェシカよりも、楽しかった。ハッピーエンド。2017/02/23
アカ
1
ヒロインの最後の台詞がずっと残ってます。よくもわるくもずっと天使だったなぁ、と。 重くなりそうなのに、読後もなんとなく微笑ましくなるのはこの子のおかげ。
すずこ
1
榛名さんの作品の中では一番好き。女性陣みんなかなりなひどい目にあってるけど、展開は王道でハッピーエンド。2009/03/07
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