すいません、ほぼ日の経営。

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すいません、ほぼ日の経営。

  • ISBN:9784822257866

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内容説明

ほぼ日の経営について、
まるごと糸井さんに聞いてきました--。

糸井さんは、もともとフリーのコピーライターで、組織に身を置いたことはほとんどない。
それなのに、活動の幅を広げる過程で事務所を立ち上げ、100人以上が勤める企業をつくりあげた。
一方の私は、大学卒業後に伊藤忠商事の事業会社のひとつである
伊藤忠ファッションシステムに入社して35年目。
転職をしたこともなければ、フリーとして活動した経験もない。
根っからの組織人であり、よくも悪くも日本企業の価値観が、骨の髄(ずい)までしみこんでいる。
そんな私が、糸井さんにほぼ日という会社の目指す先を聞いていった。
インタビューは、驚きと発見の連続だった。
事業、人、組織、上場、社長--。企業の根幹を支える部分について、
なにを考え、どのように向き合っているのか。
糸井さんが語ってくれた話の数々は、長年の会社員生活を通じて、
私の中にインプットされた常識をくつがえす内容ばかりだった。--まえがきより

ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の創刊から20周年。
ジャーナリストの川島蓉子さんが、ほぼ日を率いる糸井重里さんに、「ほぼ日の経営」について、まるごと聞いてきました。
ほぼ日の「これまで」と「今」。
なぜほぼ日では、魅力的なコンテンツ、サービス、商品が、次々に誕生しているのでしょうか。
糸井さんとほぼ日にとって、事業とは、働くとは、そして会社とは--。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小梅

112
糸井重里という人は、とても興味深い人物だ。糸井さんが「ほぼ日」をどのように考えて成長させてきたがが良く解る。株には全く興味がなかったが、お金に余裕ができたら是非ほぼ日の株主になりたいと思う(笑)2019/04/05

TATA

58
糸井重里さんへのほぼ日経営についてのインタビュー。かなり軽い気持ちで手に取った一冊ではあったのだけど、思いのほか(ごめんなさい)、示唆に富む内容で読み応えがありました。「やさしい」を最初に、次に「つよい」を目指す。利益を追うのではなく「おもしろい」会社にする。世に数多溢れるビジネス書とは全く正反対の内容だけど今の世の中こっちが目指すべきところ。上場のくだりが一番興味深く読めました。株主には自分達の面白さを理解してもらって一緒に進む。うん、得心。2019/04/07

あふもん

50
いわゆる今流行りの意識高い系、とはまた別の働き方だったり経営の仕方だったり。こーいう企業のこれからが楽しみです。ただ外からみると『糸井重里』という存在はおそらく本人が思っている以上に大きな存在で、ボクもやっぱりどちらかというとほぼ日で糸井さんが関わっている読み物を読みがちだ。だから糸井さんが社長じゃなくなってからのほぼ日というのも、それはそれでやっぱり楽しみだ2019/01/02

ひめありす@灯れ松明の火

45
以前読んだ本の中でその方は「経営書や経済書が面白い」と離されていて私はいつその胸中に辿り着けるだろうか」と思ったけれど、それは意外とあっさりとやってきました。その始まりがほぼ日、と糸井重里さんだったらなんて自然で楽しいのでしょう。手帳だけ、と言うライトなほぼ日ユーザーの私。こんなに色々な取り組みがあったなんて知りませんでした。糸井さんは今年七十歳で、文中に示された期限の日が近づいています。これからのほぼ日、これからの糸井さん。どうなるのかな。つよく、やさしく、おもしろく。とても素敵なものになるのでしょう。2018/11/22

どぶねずみ

44
株式会社東京糸井重里事務所という会社から株式会社ほぼ日へ。糸井さん個人の会社からチームの会社へ。「やさしく、つよく、おもしろく。」働く会社。遊びより会社が楽しいと思えること。縦割りや年功序列のないフラットな関係。とっても楽しそうで羨ましい。仕事に対する考え方がとてもポジティブ。私の会社では社長が「徹底的にパクれ(TTP)」なんて言っているけど、誰かに支持される商品というのは他人の真似事では売れない。アイデアは例のないものから生まれるほど、より支持されるとわかった。今の自分の会社にはないことばかりだ。2019/01/13

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