内容説明
「電子マネーはムダ使いしやすい」「老後よりも今の楽しみを優先」「高価格=高品質と思い込む」など、人はお金に関して不合理な考え・行動をしてしまう。その仕組みがわかれば、お金が貯まり、欲しい物も手に入る! 行動経済学の火付け役アリエリーの集大成。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
24
この人の本面白い。小難しい理屈や数式は全くなく、面白い人間模様で笑わせてくれます。お金が無くなるには理由がある。よーするに、自分で無駄遣いしちゃってるんですよ。無意識にね☆2020/09/24
くさてる
21
これまでのアリエリー教授の本を読んでいれば、まあ納得の内容なのですが、「お金」というテーマに絞られているとまた面白く読めました。先生、分かってるんです……我々はついそうやって不合理なことをやらかすんです。人間だもの。でも、少なくともそんなことを全く知らないよりはちょっとだけ、合理的な考えができるようになるんじゃないかな……?なれたらいいな、そんな読後感でした。面白かったです。2018/11/28
Sakie
20
人間の不合理な行動の中でも、個人の経済活動に話題を特化した共著。前回読んだアリエリーの単著より衝撃度が下がったのは、人間の不合理さを私が意識できるようになったからか。だからといって、私の行動は一向に合理的になったりしていない。お金を失う痛みを感じたくないし、自分の判断は正しいと信じたいし、お金を失った事実はさっさと忘れたい。情報を食べるんじゃないかと思うくらいパッケージを見て買うし、包装の開け方指南には細心の注意を払う。それらのノイズに拘わらず、お金はただの交換手段であることを素人なりに理解しておきたい。2019/10/17
はるき
14
経済学の本なのにこの面白さ。生まれた瞬間から死ぬまで切っても切れないお金との関係。ちょっと本気で考えたい。複雑なのは制度ではなく、人間の気持ちだという所に苦笑い。2021/06/09
はるき
13
お金に関しては楽観主義は大敵かもしれません。合言葉は「自分を信じるな」で😁2024/06/03