内容説明
元人気女優で、今は芸能事務所の社長を務める東堂美都子。所属女優が主演する映画の製作を進めていたある日、美都子に13人を殺害したとされる容疑者の弁護士から呼び出しがかかる。容疑者が美都子に話した衝撃の事実とは――。多彩な人物の揃う東堂ファミリーも色を添える画期的な《芸能ミステリー》の傑作。「このミス」出身作家の光文社文庫デビュー作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
於間抜新吾
3
「女と口論するべきではないと身に染みて感じている」という二度目の結婚のもと生まれたという作中の次男のセリフを、あらためて反省と悔恨を伴って読ませてくれる物語であった。と思いつつゴッドマザーはカッコいいな、と憧憬の眼差しをしてみたりするヤワな小生である。続編を待望する!。2018/09/21
アキ
2
軽い読み口のわりに、共感できる登場人物がまったくいなかった。芸能界が肌に合わないってことか…な。2019/04/14
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2
痛快・爽快な読み物かと思ったら、結構女性の敵がはびこる不快指数高めの世界だった。To be continuedな終わり方したけど、次作で自分の娘が主演の映画が出来ると予想します。2018/10/27
pagrus55
2
☆☆☆2018/09/11
tako_machida
1
芸能界に生きる女社長が絡む波乱万丈ミステリー。芸能界の裏が垣間見えて、興味深かったです。続編ありそうですね。2019/04/09