内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
家族小説に定評のある著者が、父と息子の会話形式でやさしく説く、子どもに伝えたい“人生の当たり前のこと”。「命と向き合う」「ほとんどの人は見かけによる」「不安を力に変える」など、基本ゆえに教えるのが難しい事柄を、カラーイラスト入りで親しみやすく取り上げる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
48
子供に生き方を教えるには、先ず自分自身が其れにたる生き方をしていないといけないですね。文章自体は非常に短いですが、どれも重要なものばかりでした。2016/06/10
ぶんこ
36
挨拶は実行中。 (いってらっしゃい、お帰りなさい)は言ってましたが、(おはよう、おやすみなさい)は、夫の定年退職後から実行。 食べ放題の食の持ってき方には大反省。 何度も取りに行くのが嫌さに、てんこ盛りにしてました。 と、ここまでは自分に照らし合わせて読んでいたのですが、それ以降は普段から何も考えずに実行出来ていると思い込んで、サラッと流し読み。 今、いやいや出来ていない。 読み直そうか思案中。2015/01/29
Mark
35
当たり前のことを当たり前にできる人、私も含めてあまりいませんよね。反省です。建前を大声で言う輩も沢山いますが、そんな人にかぎって真逆のことをやっている。それも人間の社会なのでしょう。それでも正義を正義と思って行動している人がいるのも事実。年をとって子供より扱いづらい人もいるのも現実。いやはや、人間の業とはいかばかりか。2014/03/24
maimai
32
父親が自分の人生を通して学んできた17個の大切なことを会話形式で綴られています。一番印象に残った教えは生きていることを楽しむということです。人間は自分が分からないことに関しては不安な気持ちになってしまい、その最たる物に死んだらどうしようという不安があります。だからといっていま生きているのを楽しまないのは損だということ。また自分の命を簡単に絶ってしまう行為は周りのことを考えないあまりに身勝手な行為だということ。命の尊さを意識することで自分の命を精一杯生きるという気持ちに繋がると思います。2016/03/30
あつひめ
26
子供に伝えると共に、自分の為にこの1冊を手元に置きいつでも読み返せるようにしたくなった。私の親は父7歳、母5歳で終戦を迎えた。生きるにはとても苦しい時代だったと思う。自分達の苦労を子供にはさせたくないとなるべく険しくない道のりを選びながら子育てをしたかもしれない。その甘やかされて育った私が今は親。こんな親が育てる子供だから、私に輪を掛けるように甘ちゃんだ。たぶんそれは我が家だけでは無いはず。子育てが成功したかどうかは孫の成長を見ればわかる。当たり前のことを当たり前と考えず、きちんと考え行動したくなった。2011/07/02