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内容説明
なぜ、ディズニー映画は炎上しないのか? 似たような発信内容でも、女性の反感を買う、ズレてる会社と愛される会社がある。その成否をわけるのは――。ジェンダー(男女の役割)規範に詳しい著者が、ディズニープリンセス映画の変遷や国内外企業による「女性像」の発信の成功・失敗事例から、企業ブランド戦略、マーケ活動に活かせる情報発信の新ルールを指南する。誰もが発信する時代だからこそ、広報や経営企画担当者から企業経営者までが知っておくべき、新しいビジネス知識が学べる一冊。
<本書のポイント>
★CM、SNSでの「女性像」の見せ方は、一歩間違うと大きな炎上リスクに
→ 具体的な炎上CMから炎上ポイントと回避策を解説!
★海外でもジェンダー表現の拙さからの炎上はあり、ジェンダー対応力が世界共通語に
→ ジェンダー対応は、グローバル企業としての存在感と連動することを紹介!
★お手本はディズニー。シンデレラから中性的なプリンセスへの進化
→ 具体的なプリンセス映画の変遷から先進企業のジェンダー対応力をたどる!
★日本企業は女性の役割の変化に配慮せよ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えりまき
13
2023(290)「ぜんぶ運命だったんかい」関連。ジェンダーはビジネスの新教養。周囲への配慮は当たり前のことだけど、とても勉強になりました。前半の実例を挙げての炎上CMは、本当にお粗末な内容ばかりですが、少しづつ社会の変化を感じます。後半のディズニー・プリンセスから見る女性像の変化には、勇気をいただきました。「ディズニー・プリンセス映画は、女性に対する社会規範の変化に伴い、主要なテーマを結婚から恋愛へ、そしてヒロインのキャリアや冒険など地震の人生追求へシフトしてきた。」 2023/10/09
ジコボー
12
ジェンダーはビジネスの新教養である! ディズニー・プリンセス映画はなぜ炎上しないのか? 大企業のCMを通して炎上する事例が紹介されている本書。企業ブランドを守るため、そして今後ダイバーシティに取組むため、ジェンダー問題を中心に取り扱う本です。 現代の日本社会で活躍している女性の多くは、その女性が男性化したためであり、その原因は企業内で権威主義が蔓延しているため。 学ぶべきディズニーのルールは、時代に対応しつつ進歩的になりすぎないところと気づきをたくさん与えてくれました。2020/01/31
ふう
11
期待してたのとはちょっと違ったけど読了(もっと実例挙がってるかと思った)。グローバル基準は「明確なイエスがなければノー」なのに、日本では「明確なノーがなければイエス」という点は非常にうなづけた。日本人って昔から基本「明確」なものって苦手だよね。責任の所在や主張や感情などなど。メガン妃は今やただの地位と名誉とお金大好きな嫌われ女としか思えないから改定版の時にはそこらへん是非修正した方がいいと思うw そして「CMとディズニーから主に読み解く」のにスティッチのスの字もなくてただただ涙。2020/07/16
Aki
10
企業広報のノウハウ本かと思ったら、ジェンダーに特化した内容。これはこれでとても参考になった。ただ途中ディズニー映画を題材にした考察は長過ぎる。日本がジェンダーだけでなく世界基準で取り残されている部分が多くなっていることにも改めて気づかされる。一方先進的な取り組みをしている日本企業も情報発信が上手くない点も指摘されていてなるほどと感じた。2020/02/04
Kentaro
7
好むと好まざるとに関わらず、グローバルに事業を展開する企業では近年、「ジェンダー視点」が不可欠になっている。ジェンダーとは「社会的な性差」を意味する。ここ数年、サントリー、キリン、ワコール、資生堂、ルミネ、ユニ・チャームといった、消費財を扱う大企業が、インターネット上で公開したCMを批判される例が続く。いわゆる「炎上」を受け、動画を取り下げる例も多い。たとえ発信側に悪意がなくても、受け手が不快感や差別を感じ取れば社会的に許容されず、広範囲から批判を受け、企業イメージも悪化し、製品ブランドが毀損してしまう。2018/12/01
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