内容説明
この病院には深い闇が潜んでいる――。北海道から研修医として東京の総合病院にやってきた森永慧介は着任早々、不審を抱く。入院点数の付け替え、いびつな診療体制、連続する高齢入院患者の不可解な急死、そして若い女性患者の自殺。同期の女医と共に真相解明に動きはじめた矢先、慧介にも魔の手が忍び寄る。神奈川での入院患者連続不審死事件を予見したと絶賛された医療サスペンス長編。(解説・堀井憲一郎)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fseigojp
18
2015年に発表された その一年後に神奈川県で同様の事件がおこり予見していたと評判に2019/05/07
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
16
平成30年 5月 1日 初版。。。この本は『波』の連載で読んでいて面白かったので文庫待ちで購入。主人公のネーベンは就任早々コードブルーから始まる。ついてない奴だなぁと思っていたら、オーベンが女性医師でラッキー的なところがあったが、題名から「こやつが悪か」とミスリードされた。しかし、今度は看護婦たちがハニートラップを仕掛けてきて「ああ、コイツらか」となる。結局その通りだったのだが、少し終わり方が分かりにくかった印象があった。しかし全体的に深く面白かった。思い出したのは、久留米看護師連続殺人事件であった。2018/06/16
JKD
14
医療サスペンスならではの専門用語が飛び交うため少々小難しい印象ですが、病院会計のカラクリや診療体制など大病院の中に潜む「闇」をジワジワと感じることができる良作だと思います。2018/05/03
のじ
10
誰が犯人なのか?というところがなかなか見えて来ず、ハラハラするのですが、なんとなく話の進み方がまどろっこしいように思えていまひとつ入り込みきれませんでした。病院で、これこれこうで亡くなりました、と言われると、よほどのことがない限りはああそうですか、と納得するしかないけれども、どうも死んでしまうのは人生で1回しかないことみたいなので誰かの妙な考えで死んでしまうのはできるだけ避けたい。2018/07/07
ドットジェピー
9
怖かったです2018/05/08
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