講談社現代新書<br> 年代別 医学的に正しい生き方 人生の未来予測図

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講談社現代新書
年代別 医学的に正しい生き方 人生の未来予測図

  • 著者名:和田秀樹【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 講談社(2018/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065130728

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内容説明

40代は脳前頭葉の収縮に、70代は老人性うつに注意! 後悔しない老後を過ごすため、世代別傾向と対策を伝授する、老後の教科書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

isao_key

10
精神科医の著者が「後悔のない老後を過ごすための年代別傾向と対策」として40代から80代までの各年代でなすべきこと、準備しておくことについて教授してくれる。知らない事実が多く大変参考になった。はじめにで認知症についての誤解を解く。95歳以上の80%が認知症であることに驚く。セロニトロンの分泌量が少ないと鬱になりやすく寝つきが悪くなるのも減ってきた兆候であり、肉を多く食べるとよい。105歳で亡くなった日野原重明先生も肉を1日おきに80g食べていた。日本の大学教授の新陳代謝のなさが学問の健全な発展を妨げている。2018/12/22

J

9
★★★☆☆ 年代別に医学的に想定されることが書かれている。症状、状況が訪れるタイミングは違えど誰もが通る道。先のことがわかるだけで不安が軽くなる気がする。もう少し医学的に身体、精神に何が起きるか詳しく書かれていることを期待したが、大筋をざっくり掴むという意味では良かった。親、自分の平均余命を見て改めて大事に生きないといけないなと思った(でも多分、すぐに忘れてしまう)2024/03/17

BluePlanet

7
★4.2(3.71)2018年10月発行。灘-理三出身の医者。若い頃は受験関連の本を多数執筆していたが、高齢者専門の医者としての経験に基づき、40代以降各年代別の高齢者への助言本。各年代別に、医学的に平均的にはどのような症状となるか、また親の介護や親の死、定年、子供の独立等を踏まえ精神科医としての助言も。40代から前頭葉の萎縮が始まり、それにより感情の抑制が効かなくなり、かつ意欲や創造性が減退するようですね。女性は60代から男性ホルモンが増え、元気な人が増えると。認知症への対応も含め大変参考になりました。2020/02/11

たか

5
 アンチエイジングが巷では流行っているが、高齢と共に老いを受け入れることも大切。認知症だけにはなりたくないと思うが、もしなったとしても悲観するのではなく、受け入れた上でやれることをするしかない。2018/11/05

bonbon99

4
40代から80代の生活・医療・仕事(現役時代)・食生活などの環境を精神医学や脳科学の分野から医学的見地をもとに論を進めてくれます。随所に医学界の常識は非常識ということやエビデンス重視の著者ならではの文章が出てきます。医学の専門書というより、いわゆる”文系”的な人のために書かれている本かもしれません。読みやすくさくさくと読了させてもらいました。2018/11/04

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