内容説明
連続量と考えられていたエネルギーにも最小単位があった! プランクは空洞輻射で量子の概念に至り、アインシュタインは光量子、ボーアは水素原子の量子論、ド・ブロイは物質波、ハイゼンベルクは行列力学を創出した。先の見えない道を、創造者たちはどのように探りつつ歩いたのだろう。彼らの多くと直接に交流し、その物理的核心を洞察しえた著者ならではの本格的な量子論史。理論形成の過程を唱導した物理的イメージや、他の研究者の成果との意外な関係にも論が及ぶ。学習者には量子論の全体イメージを、研究者には理論探求の醍醐味を生き生きと伝える定評ある名著。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よく読む
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11:00 自室にて読了。科学史の本たが難しかった。教科書を読むよりも量子力学がわかった。2013/06/17
電
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行列力学では定常状態とそれらの間の遷移確率(不連続な非因果的変化)が柱であったのに対して、波動力学では重畳の原理が認識され時間発展を扱えるようになった。変換理論によって両者が合わさって量子力学の全体像が見え、物理的解釈が確定するに至った。現在では波動力学的見方から量子力学を学び始めるが、本書を読んで行列力学が果たした歴史的役割について認識を新たにすることができた。2011/05/12
mstr_kk
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これは、すみません、難しく読みにくかった。一般読者が読むにはかなり硬い本です。2019/10/07
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