愉快! 痛快! アラスカ暮らし - オーロラ舞う原野のログキャビン生活

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愉快! 痛快! アラスカ暮らし - オーロラ舞う原野のログキャビン生活

  • 著者名:河内牧栄
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 誠文堂新光社(2018/10発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784416616116

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内容説明

オーロラ舞うアラスカの森に自力で建てた家に家族で住み、時にはエスキモーのクジラ漁にも参加。
豪快なアラスカ暮らしを御堪能あれ!

● 「クジラとイヌピアックエスキモーの伝統」より

エスキモーのウミアック作りを手伝ったその年の春、バローのクジラ猟のベースキャンプに行くことになった。
「60秒で用意しな!」クジラを仕留めたとの一報が入るや否や、滞在先の家のユニスおばちゃんが叫ぶ。
早くしろと叫ぶおばちゃんにせかされスノーマシーンの後ろにまたがった。
仕留められたクジラはすでに氷の際まで運ばれてきていたが、それから人力で体重数十トンもの北極クジラを引き上げるのだ。
氷上には30人ほどの人たちが集まってきており、やがて100人くらいの人に膨れ上がった。
氷上に上げられたクジラはまるでビルが横たわっているかのような大きさだ。
それから丸一日、北極海の氷の上でクジラの解体を僕も手伝うことになった。
気が付けば着ている物は上から下までクジラの血と油でべとべと。…………

など

目次

冬のフェアバンクスー我が家の日常
僕とアラスカとの出会い
傾いた家はいらんかね?
森のトイレでコーヒータイムを
バケツシャワーと水のありがたみ
アラスカ暮らしの相棒たち
森に暮らす隣人たち
アラスカはクマ王国
ゴールドラッシュの夢を追って
クジラとイヌピアックエスキモーの伝統
クジラ猟の感謝祭ナルカタックと珍グルメ
ウミアック作りとアザラシの手首
フランク安田とセイウチの熟成肉
旅、そしてオーロラ
オーロラの下で暮らす

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糜竺(びじく)

43
ふとアラスカの大自然に興味を持ち、面白そうだったので読む事にしました。写真家でもある川内牧栄氏が、家族でアラスカに暮らしておられる内容がとても興味深く記されていました。私自身は日本での便利な生活をしていますが、それが当たり前でない事を非常に感じました。しかし、その不便さを、何か楽しんでいるようにも、読んでいて伝わってきました。オーロラも見れて、すごい大自然がキレイで、動物達もたくさん暮らすアラスカですが、とてもじゃないけど不器用な私には暮らせそうにはありませんが、一生に一度は訪れてみたいとも思いました。2018/08/01

スプリント

9
水も電気も通っていないアラスカで暮らす日々がタイトルどおり愉快・痛快に綴られています。息子さんを含めた家族で生活していることがよくある辺境生活記と違って楽しめました。2016/06/25

ふぇるけん

8
アラスカは私が最も行ってみたいところの一つ。著者はフェアバンクス郊外の電気も通らないログハウスに家族で住んでいる。小屋をジャッキで持ち上げたり、道を自分で作ったり、一つ一つの経験を楽しんでいる様子が伝わってきて楽しく読めた。"A Lot Of Nothing" はすごくいい言葉。モノがあふれている現代においては「ない」を経験する方が難しい。子どもがもう少し大きくなったら、彼のツアーに参加してオーロラを見たり、アラスカの生き物たちに会いに行ってみたいものだ。2016/10/27

nobu23

6
アラスカで暮らす日本人のエッセイ。初めてのアラスカの記憶や、実際に暮らすための準備や、アラスカでの動植物にも書かれていて面白い。熊の遭遇話なども色々書かれていて面白かった。2019/11/03

カツ

4
新田次郎「アラスカ物語」を読んだ流れで。よくもまあ電気も水も通じてない極寒の地で生活する事を選んだと思う。寒さに弱い自分には絶対無理だ。結構面白かったんだけどもっと生活上のよもやま話を読みたかった。最後に椎名誠一派の人だと分かって親しみが湧いてきた。2022/11/21

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