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内容説明
「良い会社」とは何か?
ESG投資で先頭を走る、欧州最大の資産運用会社が、
世界最先端のノウハウを初めて明かす。
ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)のこと。資産運用の新たな手法として、世界的に大きな潮流となっています。
2017年7月、世界最大の機関投資家、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人、日本の公的年金を運用)がESGに基づく投資を1兆円規模で開始し、日本でも急速に注目が集まっています。
ESGの考え方、世界の現状といった基本から始め、ESGに取り組む企業の株式リターンまで考察。最新の知見を解説し、「良い会社」とはどのようなものか、明らかにします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Jack Amano
1
ESG投資の基本的な考え方を学ぶことが出来る本です。この問題は、なかなか難しいところがありますが、長期的に投資家が変わることで、企業行動を変え、持続可能な成長の道筋を見つけていく必要があるものです。基本の理解に良い本かと思います。2020/04/16
ラピスラズリ
1
投資家の企業に対する新しい評価基準であるESGについて解説した本。いろいろなところで聞く持続可能な開発目標(SDGs)の企業版だと理解している。儲かればいいという考え方ではなく、企業と投資家が協力して、環境、社会、ガバナンスのことを考えながら長期の利益を考えていくというのは、正直きれいごとのように思えるが、そのような企業が評価されるような仕組みを構築していくというやり方でそれを広めようとしているのは実践的だなと感じた。そうでないと、精神論だけではうまくいかないんだと思う。2019/03/24
MatsuNoHon
1
Enviroment(環境)Social(社会)Governance(企業統治) 入門ということで、ESGが唱えられている背景、ESGの考え方が出てきた歴史、これから企業が求められる社会的責任を表現する資本市場への発信「統合報告書」、投資家と企業との間に築かれる投資のあり方、などが解説されている。 あと、投資会社の本ということで、ESG項目による今後の企業評価、投資への影響が記されている。2018/12/27
マメラッティ
0
簡潔に書かれているので、予備知識なしでも、簡単に読み進められる。ちょっと大枠なので、日常生活ですぐに役に立つことはなさそうだが、企業を見る際などに意識してみる。2023/06/06
Fuyuki Kawasaki
0
昨今、投資家の間で注目されているESG経営とはどういうことか分かりやすく解説している本。 ESGとはどういうものか、なぜ流行っているのかという切り口から始まり、ESGに取り組む事が企業の長期的な安定と利益につながる事を簡潔に説明してくれる。 きちんとデータを用いてくれるので信用できる。入門書なので基本的部分から始まるが、簡潔過ぎるという事も無いので、幅広い読者にオススメ出来る。 中々良い本と思う。2020/01/23