内容説明
犯人を追跡している際、摂政時代にタイムスリップしたFBI特別捜査官のケンドラは、いまだ現代に戻れずにいる。そんななか、元愛人を殺したという容疑がロンドンにいる侯爵のアレックにかけられてしまう。ケンドラのせいで、アレックはロンドンに行くことになった。彼女が彼の求婚を断らなければ、いまもまだアレックは彼女のそばにいたはずだ。アレックに惹かれる気持ちよりも二十一世紀に戻りたい気持ちを選択した結果が、アレックを苦境に追い込んだのだ。彼の無実を証明するため、ケンドラはロンドンへと向かい──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アネム
13
★★★★★ シリーズ2 現代に戻れないヒロインが、ロンドンで殺人容疑をかけられたヒーローの為に捜査を開始する。 今回も面白かった！ いつもは程よいホットシーンがないと読む気になれない私ですが、 今回は、ホットシーンが始まったと思ったら、次の行で終わってた！状態だったけど、この本はこれで許せる? 次を早く出して下さい、楽しみです。2018/03/12
klu
12
1815年の話ですから、ベートーヴェンも活躍している時代ですよね。凄い！主人公も大分この時代に慣れてきた？のかな。2020/12/17
アカツキ
10
ケンドラ・ドノヴァン・ミステリーズ２作目。ヒーロー侯爵に殺人の容疑がかけられ…。そういう時代とわかっていても苦々しく、やるせない気持ちが残る話だった。誘拐からの拳闘シーンで、ようやくヒーローの個性を見た気がする。相手が悪かったけれど、格好良かった。しかしホットシーン！…うん、こういうシリーズだよね。事件は捜査の進展がじれったくて、もうちょっとスピード感が欲しい。ただ、犯人のヒントがきちんと散りばめられているので、自分も推理に参加できる点が好き。2019/02/26
のんちゃん’
3
★★★時間シリーズ2作目。なかなか面白かったです。現代も職業的、社会的な男女差はまだまだありますが（特に日本は）、当時と現代を比べればその差は歴然でしょう。ケンドラが憤るのはもっともで、その場面が出るたびに今日まで頑張って道を切り開いて来た先輩女性たちと、それに理解を示し応援協力して来た男性たちに尊敬と感謝の思いが溢れます。思い切りロマンス小説の装丁ですが、今のところロマンス要素はほぼ皆無なので、甘々を期待している方は買われない方が良いです。2019/10/21
みるて
2
図書館の本 読了 FBI agent that gets lost in 1815 in England-22021/09/22
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