内容説明
自己啓発作家としてデビューしたものの次回作が書けずに、
行き詰まりを感じている太一。
読者に向けたトークイベントを行うが、
「見えない世界」に懐疑的な太一は、
不用意な発言で参加者を怒らせてしまう日々。
そんなときに出会ったのが、
「スピリチュアルなんてくたばればいいのに」といいつつも、
未来がわかってしまう女性・里香。
反発しながらも、次第に彼女に惹かれていったそのとき、
不慮の事故が太一を襲う。
数々の「シンクロニシティ」、
事故による「臨死体験」と「体外離脱」、
死んだはずの「パラレルワールド」、
「UFO」からの召喚、
そして「龍使い」を名乗る青年との再会。
ラストに明かされる真実とは!?
長崎・台湾・東京を舞台に、
さまざまな不思議な出来事が巻き起こる!
まるで、スピリチュアルのバラエティパック!?
でもこれ全部、実話です。
*目次より
第一章 所詮はスピリチュアルなんてお遊び
第二章 未来、知ってたんでした
第三章 臨死体験ツアーへようこそ
第四章 パラレルワールドで待ち合わせ
第五章 UFOの乗りかた、龍の乗りかた、時空の超えかた
第六章 この世界の創りかた
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
62
友達に「面白いよ!」と紹介してもらったスピリチュアル実話小説。新刊。スピのことは分かってるけど斜に構えている著者が、のっけからキラキラスピ♡(存在しがち)な人をぶった斬る様が痛烈で面白かった!わざわざスピスピ言ってかぶれなくても、実は当たり前なことだし特別なことじゃないしいつでも誰でもただ思い出してるだけ、ということを言いたいのかなあと思いました。これが実話なのがすごい。かつ、それを無理に意味付けしたり使命がー!!とならず、まるで日常のように締めくくられたのもなんかすごい。参考書籍がどれも気になりました。2018/10/19
tetsu
15
★3 タイトルからSFかと思って読み始めるもの途中で違和感が。 サンマーク出版とわかってなるほどと納得。作者の実体験がもとになっているとのこと。バーニング・マンのクライマックスで乱数発生器が異常値を示したり(NHK番組より)、立花隆「臨死体験」での対外離脱体験者の話など、やはりまだ未知なるものがあるのでしょう。 私的には万有引力が不思議でならない。太陽と地球は引き合っているというけれど、そこにはどのような情報のやり取りがあるのか?月の引力で潮の満ち引きが発生するけれど、海の水は月の存在を知っているのか?2019/06/16
ひかり
7
自己啓発、スピリチュアル両方好きな人は、面白いと思う(^^)すごく楽しく読めた。会話の中に、須藤元気とバシャールが出てきて、笑ってしまった(^^)2019/07/17
袖崎いたる
6
スピリチュアルへの迷い方。…というと語弊があるか。思いがけず泣きそうになった。大切なことを語っておる。自分の世界は自分が作っている。この感覚を養うのは体験しかないのやな。2022/10/15
ちかこ
5
不思議な世界観、体験談だった。2024/12/15