日本経済新聞出版<br> 金融正常化へのジレンマ

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日本経済新聞出版
金融正常化へのジレンマ

  • ISBN:9784532357870

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内容説明

新フォワード・ガイダンス導入! 日銀の長期戦に勝算はあるか?

◆黒田東彦総裁が再任され、2期目5年が始まった。米国、EUが緩和縮小に舵をきり、日銀は7月末に緩和継続のための枠組み強化を発表した。日銀による大量の国債・ETF保有、銀行の業績への影響、景気の過熱感など、様々な影響が現れてくるなかで、日銀は出口までの道筋を示せるのか。
◆本書は、的確な経済予測と機動的な政策提言を行ってきた日本経済研究センターにおける金融研究をベースに、日銀の異次元緩和の実態や、銀行経営・財政への影響、将来想定される国民負担などを明らかにし、これからを展望する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

78
最近のとくに2016年に日銀が導入したマイナス金利などの影響をかなり冷静に分析されていて私的には最近の感情論的な根拠のない議論を聞き飽きているものにとっては非常に参考になりました。何が問題でどのような効果があるのかあるいはないのかが明確になります。著者はもともと日銀副総裁をされている方ですが、どちらかというと理論が勝っておられる方です。2019/02/16

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