内容説明
そこで本書では、多くの人が陥りがちな間違いを指摘した上で、
正しい運動をわかりやすくお伝えします。
実は今まで、このような本はあるようで、ありませんでした。
それは、運動と健康の両方を専門にする人が、非常に少ないからです。
運動を専門にする人は運動のことは指導できますが、健康の専門家ではありません。
一方で医師や看護師は、医学など健康に関することは精通していても、運動のことはほとんど学んでいません。
そんな私も、元々は体育、すなわち運動の研究者でした。
大学で体育を勉強して卒業し、大学病院で患者さんに運動の指導をしていたのですが、
本当に健康になるためには運動だけでは限界があることを嫌なほど知りました。
運動でできること、できないことがわかったのです。
さらに、多くの人が健康促進のための運動について、間違った知識を持っていることにも気づきました。
そこで、正しい健康促進のための運動を突き止めるために、多くのデータを集めて最適な運動プログラムを作成し、多くの方に実践していただきました。
そんな経験を総動員して完成させたのが本書です。
取り上げる運動は、ウォーキング、ランニング、筋トレから、体操、水泳、テニスなど、多くの人が健康のために行う種目となっています。
最後に、運動で意外に大事なのは無理をしないこと。
むしろ、「ちょっと運動不足くらいがちょうどいい」。
私は運動の専門家ですが、本気でそう思っています。
その理由は、本書にゆずることにします!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mura_ユル活動
97
スポーツをする、また長く継続していきたい。読メで読まれていたのを見て本書を手に。図書館。運動の長所と短所。「健康華麗な人生(筆者造語)」をおくること。40年以上のスポーツ医学の研究に基づくもの。スポーツ別に書かれている。しかし、大きな収穫なし。ウォーキング、ジョギング、筋トレ、そしてゴルフの項目を拝読。これから健康寿命に注力。先々週、ランニング中に右足内側を痛めた。アスファルトなので良いシューズ、考えないと行けないかもしれない。私の実弟はゴルフのラウンド中に亡くなった。ラウンド1週間前から準備を周到に。2019/11/02
けぴ
33
拾い読み。一章 運動、五章 体操、六 章 水泳 、八章 サイクリングを読んだ。誰かと競争してやると無理をして怪我をしやすい。自分のペースでやることが大事、という、いたって普通の話でした(^_^;) 2019/10/06
アキ
32
運動は体にいいが、どれだけやればいいのか?は未だにガイドラインもなく、感覚的なものでしかない。繰り返し述べているのは、のめり込んで身体を壊さないようにということ。個人的にはジョギングの項が気になったが、正しいフォームで走るとケガが少なくなるということ。当たり前だが、いつもマラソン後に片方の足が痛くなるのはクセのせい。修正しようにも自分では分からない。いつも思うのは走るフォームは人それぞれ。フルマラソンの全国の平均タイムは4時間36分。来月2回目のフルマラソンは5時間切るのが目標です。まあ、のんびり走ろう。2018/10/22
kamome46
8
運動のやりかた次第で体をいためる。運動と同時に食生活を改善しなければならないと書いてあったので、根本的に変えたいと思うが、、ムリかな…2019/10/20
路地裏のオヤジ
3
運動をする方がしないよりは、いい程度で、自分にとっては、あまり参考にならなかった。2019/02/17