内容説明
昔ながらの街の書店が減る一方で、独自の選書やイベント、カフェやショップ併設など、複合的な手法で独自のスタイルを模索する小規模書店は今も新たに登場しています。出版不況と言われ続けるなか、本と書店をめぐる状況はますます面白くなっているのです。本書は、月刊『散歩の達人』の連載で10年近くにわたり、のべ114軒もの東京近郊の書店を訪れ、店主にインタビューを重ねてきた著者による書店(ブックカフェ含む)ガイド。新刊古書問わず、個性的な書店(とその担い手)を中心に、本屋が多い街の巡り方、若手による書店プロジェクトなども紹介します。本好き・書店好きのみならず、散歩好きの一般読者、さらには書店・図書館・出版関係者にもお届けしたい1冊です。 ※この電子書籍は、原本をスキャンして作成しているため読みづらい箇所がある場合がございます。 何卒ご容赦ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナイスネイチャ
85
図書館本。下北沢、清澄白河、西荻窪と行きたい本屋が満載。鎌倉は遠いかな。2019/06/15
ひめありす@灯れ松明の火
50
お仕事後のお楽しみで行ったり、そうでなくてもそれを目的地の一つとして出掛けられるといいなあと思うブックショップ。上野のROUTEBOOKSが一番行きやすいかな?内装もお気に入りです。後鎌倉なら古書ウサギノフクシュウ。変な名前ー!でも今年は鎌倉ブックふぇすにも行ってみたいと思っているので。あとは根津のタナカホンヤとひるねこBOOKS。霜月谷中会の幹事としては不手際が多かったので、もう一度リベンジしたい土地でもあります。それ以上に好きな土地なので。それから立川の立川湯屋敷梅の湯。浸かりたいことこの上ないです。2017/04/09
ぶんこ
43
清澄白河がコーヒーだけではなく、本の街にもなっていたとは嬉しい驚きです。断捨離していた家族が、思い入れの強い貴重な音楽ジャンルの本を清澄白河の古書屋さんに持っていった事を思い出しました。店主の心意気に惚れ込み、損得抜きで手放したそうです。そういった店主さんの本への熱い思いが感じられるお店が多数紹介されていました。写真とお店の情報が掲載されていて便利。築地のかくれた?本屋さんを知る事が出来たので行ってみます。ウエブ検索したらカフェ部分の詳細が不明だったので、実地調査決行予定。楽しみが増えました。2019/06/25
りえこ
25
行きたい本屋さんや行ったことのある本屋さんがたくさん。本に囲まれて暮らしたいなー。本屋めぐりがしたい!2017/08/29
ふろんた2.0
23
半分以上行ったことあるけど2年以上前のことだし、最近古書店めぐりをしてないなあ。個性的な書店が押さえてあるんだけど、その駅や沿線を紹介しているのになぜこの店がないと思うのもちらほら。2017/03/19