- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
●感情的な部分は無視できない
ロジカルに考え、プレゼン資料にも気を遣い、誠意を持って仕事に向き合う――。しかし、これだけでビジネスで成功できるほど、世の中は甘くない。人間はえてして感情的に物事をとらえる向きがあり、そこの部分を無視してはうまくいかない。本書は、『「上から目線」の構造』などでヒットを飛ばした著者が、ビジネスシーンに絞って必要な要素を100項目に凝縮し、見開き2ページで解説するもの。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
uD
19
「モノの時代」から「心の時代」へと言われるようになって久しい現代、ビジネスの場に心理学を活かそうという流れは必然なのかもしれませんね。 100個の心理効果を1個あたり見開き1ページ、合計200ページで説明してくれる贅沢な一冊。故に大雑把な記述もちらほら…ですが榎本さんの本はある程度読んできたからか、そこはあまり気にならず入ってきました。 著者お得意の主張「やりがい搾取に気をつけろ」「記憶は曖昧なものだ」今回は前者のみ登場しておりました。ピグマリオン効果についてとんでもない勘違いをしていたことは内緒です。2019/01/28
ともふく
10
会社の書庫にあったのでたまたま読んだら、なかなかの面白さでした。これまで読んだことや聞いたことのある、心理学的知見がコンパクトに見開き1ページに100トピックまとめられています。復習と頭の整理に最適です。また、パラパラと時折読み返し、知見を自分のものにしていくのにも最適かと感じました。複雑な内容をコンパクトに分かりやすく整理した著者に敬服します。2020/07/31
あつ子🌼
9
「仕事が今いちな部下に、未熟さに気づかせるのが難しい理由がわかりますか」「なぜ仕事ができないのに自信満々なのでしょう」「集団作業にみられがちな手抜きを防ぐにはどうしたらよいでしょうか」「ゴシップを興奮気味に語る人の心理とは」 …等々、各項目がものすごい腹落ち感。かつ著者の毒舌が私好みでした(笑) 少し前の本ですが買って良かった。自分に当てはめて、他のスタッフの迷惑にならないよう気をつけよう。2020/02/08
乱読家 護る会支持!
4
心理学のキーワード、すなわち人の心の特性、特徴を100個並べて解説。まあ、何か心理学系の資格試験の勉強には使えるんじゃね? しかし、このような人の心理の特徴を、人はなぜ持っているのか?進化論的には、このような特性特徴を持つ人たちが残ったからなのか? 人の歴史がこのような特性特徴を人にもたせてのか? はたまた、創造主が自らの特性特徴を似せて人を創造したのか? 問いが膨らむ今日この頃(笑)2019/04/03
nemuo
2
100本ノックというだけあって心理学的なキーワードをもとに広く浅くまとめている。興味のある人は掘り下げればいいので正直これくらいのコンパクトさ、下手したら一覧にするくらいでちょうどいい。当然どこかで聞いたことのある内容がメインだが、思い出しつつ気になる点をメモする感じ。ちょっと意外だったのが、近年20代が仕事以外でも面倒見の良いいわゆる”人情上司”を圧倒的に求めるデータの増加が顕著ということ。転職とかで”雰囲気”、”人間関係”が重要視されることからも案外みんな人とのつながりを求めているのかな。2021/06/01