内容説明
テーマは「知っていそうで実は知らない、神社の正しい活用法」。著者は、神代から「聖地」として人々の信仰を集め、聖武天皇の命によって創建された、1281年続く賀茂神社に生まれ育ち、将来、50代宮司となる岡田能正氏。「苦しいときの神頼み」の前にやること。日常生活における神様との向き合い方、その極意を多くの日本人に伝えるべく、神道の専門家であり、由緒ある家に生まれ育った著者が神社ブームの中心を成す20~30代女性にも親しみやすい言葉で紹介する書籍。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あまね
25
近江八幡市の賀茂神社の神主さまのご著書です。まるで講話を伺っているかのような文章で、読みやすく『なるほど』と思うところも多かったです。昨今のパワースポットブーム等々にも一石を投じるお話もありました。改めて気づいたことや感じたことがたくさんあり、古来からの祈りというものを考えました。2018/08/12
まりな
21
神社仏閣巡りはとても楽しくて、凛とした空気を吸うだけで心が安らぐ。図書館でふと目が止まり、手にしたこちらの本は神様とのつながり方や神社との正しい付き合い方など、なるほどと思う事がたくさん書かれていた。たくさんある神社の中でも自分の心が動く神社は何かしらのお招きがあるとのこと。神道の奥深い世界は難しいものではなく、日常の中で感謝すること、素直で謙虚である事が大事。日本古来の行事の大切さ、二十四節気などももっと詳しく知りたくなった。2024/03/24
chatnoir
20
心持を美しく持って、家も身なりも清潔にいろんな事を丁寧に暮らしましょうって事かな。美しい所作の先輩がいらしたようでうらやましい。そうゆうきちんとした方を傍で見て見習いたい。 以下覚書。お賽銭に関しては気持ちで良い。お賽銭が無いからとお参りしないよりは、近くを通ったらお参りするか、時間が無い時は会釈だけもするべき。住所を申し上げるのは意味がないかも...。お参りしてからの御朱印という根本的な順序を守る事。2018/06/17
G-dark
18
ご利益欲しさから神社へやって来るものの、そこにどんな神様が祀られていて、どんな思いでその神社が守り継がれてきたのか知ろうともしない人が多い…という何とも残念な事実が書かれている本。また、大事なご神木が「パワースポット」として知らない間にSNSで拡散されてしまい、多くの人たちがご神木に殺到してベタベタ触っていったものの肝心の神様には手を合わせていかなかった神社もあったのだそう。神様やご神木だけでなく、その神社を古くから大切にしてきた祖先に対して少しでも畏敬の念や感謝を抱いていたら、絶対に出来ない行為ですね。2020/04/29
田中
18
Kindle Unlimitedで風呂読み。期待以上に面白かった。滋賀県近江八幡市のその神社に、機会があれば行ってみようと思った。基本が出来ていない自分に気づく。2020/04/26
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