― 食品工場の中の人たち

著者名：各務葉月【著】

KADOKAWA（2018/09発売）

• ISBN：9784047352438

内容説明

東京は湾岸コンビナートに位置する食品工場の数々を転々とした主人公が経験した工場の内部の独特な慣習や不可思議な出来事を描いた食品工場コミックエッセイ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

工場見学の本かな？と手に取ったら、就職活動につかれた若者が食品工場でバイトするお話でした(著者の実体験による)。市場も食品廃棄率は高いですが、こちらの廃棄率の高さにも胸がいたくなります。安く売ることってできないのかなあ。繫忙期と閑散期の描写は、ショコラティエのお連れ合いがいる知人から聞いていたのでなんとなく知ってはいたことを裏付けてもらった感じ。…給料には呆然。この額では一人暮らしはおろか、結婚も難しいのではないだろうか…。大変勉強になりました。

2022/09/28

[どあら]

図書館で借りて読了。とても興味があった職場なので、コミックで読めて良かったです。廃棄する物の多さにビックリです(ﾟдﾟ)！

2019/09/03

[スプリント]

お仕事体験漫画です。著者自らの食品工場でのアルバイトの体験をもとに書かれています。ほぼ目だけしか見えない服装で働くためキャラクタの見分けが中々つきませんでしたが知らない世界だったので勉強になりました。太りそうな職場ですねｗ

2018/10/20

[ひなにゃんこ]

★3　食品工場(主に洋菓子)のお仕事実録漫画。エッセイ漫画だと思ったら、一応設定があって、主人公は男の子だけど、作者は女性だった。絵の線が細いうえ、全員白衣に帽子、マスクなので、登場人物の個性が分かりにくいし、全体的に画面が白くて読みづらさがあった。仕方ないことだけど、漫画として画面にメリハリがつきにくいのは結構なハンデになってると思う。ロス（廃棄）の場面がかなり多いことや、衛生上細かい決まり事が多いわりに変な所で緩かったり、内容は興味深かった。途中抜けられない工程とか、キツイなぁ。ご苦労さまです。

2019/01/04

[いくみ♪]

作者が女性の方だとかなり最後の方まで気づかなかった。丁寧な絵と説明で、食品工場で働くってこんな感じなんだあ、とイメージできた。私は働いたことないけど、手が荒れそうだなと思った……。

2018/12/02