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内容説明
いま行政も企業も大注目のIT企業社長が実践する新しい仕事と生活。東京で起業して10年、ようやく仕事が増えてきて赤字から脱出。しかし今度は人が集まらない。追い詰められた社長が活路を求めたのは、地方だった。「半IT×半○○」を旗印にサテライトオフィス設立、そして翌年の本社移転。そこからすべては回り始めた。会社存続のために打った手だったが、そこから広がる仕事と人の輪。小さな会社から始まった日本の未来の形
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おさむ
37
徳島県美波町に本社を移したIT企業社長の地方移住記。安易な移住のススメに陥らず、田舎暮らしの難しさ(匿名性のなさや仕事と暮らしの一体化など)も書いていて好感が持てる。きっかけは人材確保のためだったが、脱都会を求める若者が増える時代の波にのったのだという。「都会にいると、10の努力をしたら10のリターンがあって当然と思う。でも、自然を相手にすれば、努力しても結果が出ないのは当たり前。だから謙虚になれる」。地元生まれで、都会と田舎の2つの実体験に基づいた主張は説得力がある。得るところの多い良書でした。2020/07/18
さきん
26
おっ!と思って購入。自分も自然に囲われた環境で自立して家族を養える生活をしたいなと常々思っているから読んでみて、元気を貰えた。IT企業というのは強み。しかし、光ファイバー普及率などインフラ面での充実さや販路をしっかり持ち、東京との関係が切れないことも大切だなと感じた。自分がバリバリの理系だったら貴社を受けていたかもしれない。2019/01/14
アルカリオン
9
オリジナリティのある内容が軽妙につづられていて、様々な示唆を得ることができる。価値ある一冊。2024/03/10
Naomi
4
「ゆるさ」がいい。「つながり」ではあるけど「しがらみ」はない。難しいけれど重要な要素だと思った。2019/02/09
Hata Shinichi
2
田舎が見直されてはいるけど都市部へ人口集中し、地方の過疎化はどんどん進んでいくのは確定的。都会はにぎやかだし、田舎は給料安いので若い人が都会に行くのは自然な流れ。ただインターネットが発達した現在では昔ほど都会の優位性は無くなってて、特にIT企業なんかは田舎でも仕事ができる。サーフィン、釣りなどアウトドアはやっぱり田舎だし、メンタルヘルスとしては田舎の方がいいのかもしれない。過疎化ビジネスで大きく稼ぐことは難しそうだけど、大きな課題ではあるので、過疎化ビジネスモデルを確立してほしい!2022/03/13