創元推理文庫<br> 放課後の名探偵

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創元推理文庫
放課後の名探偵

  • 著者名:市川哲也【著】
  • 価格 ¥641(本体¥583)
  • 東京創元社(2018/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488465131

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内容説明

高校生活も残りあとわずかとなった秋、姉への依存症を克服した中葉悠介は、蜜柑花子と初めて出会った屋上でのひとときを楽しんでいる。そんな学校生活のなかにもトラブルは潜んでいた――。体育の授業前の更衣室で中葉が落とした物から、知らぬ間に想定外のトラブルへと繋がっていく「ルサンチマンの行方」。ミステリ研究会部員が思い描く理想のダイイング・メッセージの定義「オレのダイイング・メッセージ」など、犯人(?)側視点から描いた全4編。蜜柑花子の鋭利な推理と、高校生らしいあわただしくも爽やかな日々を描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

81
名探偵の証明その5?&蜜柑の高校時代その2。連作短編集。そこまでやるかって感じのダイイングメッセージのやつが個人的にはイイ。2018/10/11

hnzwd

37
名探偵シリーズ。高校生編の第二弾。短編集ながら各話が連動していくのは好み。高校という閉じた世界での葛藤もなかなかきちんと描けていたと思います。ちょっと短めだったので、そろそろ長編が読みたいかも。2018/10/19

マッちゃま

32
参った!!面白かった、御見事でした。カバーイラストを見て期待値max。こんな(怪しげな)人物の青春真っ盛り連作短編ミステリ。不穏なエピローグから愉快な倒叙、ダイイングメッセージから一転しイジメ、全てが繋がり驚きのラストへ…改めて青春とはドキワクで危うく傷付け合い自らも傷付く。でもキラキラしてて失くした者からしたら、まさに青春とは人生の1ページ。1ページかも知れないが、其れは欠くことの出来ない1ページだと。文庫派の僕からしたら三冊目の蜜柑シリーズ。「屋上の…」では芋虫だった蜜柑がピグモン(!?)に成長か?2018/10/15

coco夏ko10角

28
蜜柑花子、高校三年生秋の物語。ミス研・丸山がリアルにダイイング・メッセージをこしらえようとする『オレのダイイング・メッセージ』がよかった。2021/02/19

那由多

19
あの蜜柑花子が高校生だった頃の事件簿が2冊あるとは知らず、第2弾のこちらから読んでしまい、中葉悠介の関係性もわからなかったけど特に困らなかった。ミス研部員も面白い人がいて、蜜柑花子の高校生活が充実してて喜ばしい。最後の方で屋敷啓次郎の名が出てきて、この人が蜜柑に与えた影響力の強さにちょっぴり胸熱になった。探偵が最善を尽くして事件が解決し、奇跡が生み出される。2023/06/14

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