内容説明
クラウド時代の見積りの手法がイチからわかる!
エンジニアのキャリアパスの中で見積りは避けては通れないスキルです。
しかしながら、近年、クラウド環境による開発・本番インフラの大幅なコスト低減、GitHubなどチーム開発ツールの成長など、
大幅な環境の変化もあり、それまでのやり方が通用しなくなっています。
本書では、フレームワークや自動化ツール、高度なIDEなどのツール類、テストの自動化やDevOpsといった多数の効率化手法など
クラウド時代の開発手法に沿った形でイチから見積りについて解説します。
【本書の構成】
本書は3部構成になっています。第1部では、「見積りの基本」として、見積りの超基本について解説します。
続く第2部では、「これまでの見積り」として、クラサバなど従来の見積りについて解説します。
最後の第3部では、「クラウド時代の見積り」として、クラウド時代のWebシステムでの見積りや、
アプリ開発など特殊な見積りについて、事例をもとに説明します。
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
take
1
受託開発企業がユーザー企業への見積もり提出を想定している。最初の章の見積もりの心がけは参考になった。工数は減らない。工数を減らすためには要件を絞らないといけない。工期は短くにするには限界がある。見積もりでよく出てくる、ファンクションポイント法など元来からある手法の概要とその限界も指摘されていた。時折挟まれているコラムも参考になった。開発工数全体を短くしたいならば、ビジネスサイドの意思決定者のコミットを増やす(判断を早くする)が有効。2023/11/24
okhiroyuki
0
ファンクションポイント法の部分がかなり詳細に紹介されている印象。結局のところ、要件定義がしっかりとできていなければいけないという事実は変わらず。本書を読んでいると、とにかくあやふやなことは避け、あらゆる物事を明確化していくことの大切さを痛感する。2025/08/03
TS
0
工期は早くならない2022/12/29
💐
0
見積もりに関する知識が詰まったやさしい本。私には抜けていた知識が多かったので上流工程に関する勉強の足掛かりとして大変役立った。しかしながら、大変やさしく書かれており、短くあるので知識がある方には高く感じる内容だとも思います。2021/03/22
あららぎ
0
古いのから新し目の話まで広く書かれている本。深く掘り下げるように検索ワードも末尾にまとめられているので使いやすい。2020/03/03