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内容説明
文化大革命は、中国という特殊な空間、条件で起こった一度きりの出来事なのだろうか。文革の国際的要因と越境性を重視した見方を提示し、もうひとつの真実にせまる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
skunk_c
48
文化大革命を現代史に位置づける試みは他にもあると思ったが、本書のユニークな点は、まずインドネシアの9.30事件との関わりを見たところだ。非同盟諸国としてともに歩んできた両国が、国際環境の中で孤立を深める中、一方でインドネシアが「共産党のクーデタ失敗」(当然異説あり)とスカルノからスハルトへの権力委譲、そして中国との関係悪化となり、国内で孤立を深めていた毛沢東が権力闘争として文革を立ち上げていく。その関連が必ずしも証明されているとは思わないが、非常に興味深い。西カリマンタンの華人社会の動向など貴重な内容。2020/01/17
fseigojp
17
インドネシア革命の挫折から説き起こす視点が面白かった2018/10/07
さとうしん
11
文革をインドネシアでの9・30事件による華人華僑迫害・反共キャンペーン・中国との断交の余波によるものとし、また日本も含めた世界中に広がった「1968革命」のはじまりと位置づける。前半部は特に「世界史のなかの9・30事件」と言った方がよいかもしれない。文革を敢えて中国国内史として完結させない視点が新しい。2018/09/29
ののまる
10
現代にも様々な地域に影響を残している文革、毛沢東思想。そのためにも文革を知らなくてはならないが、中国では教科書から消えさせようとする動きがあったり。これは日本の若者も知らないと。2019/05/29
bapaksejahtera
8
文革自体については基本情報と分析に止め紙幅を20世紀後半に世界に与えた本件の影響分析に割く。即ち世界最大規模の共産党が瞬時に姿を消したインドネシア930事件以後の動きであり、次いで我が国の新左翼運動とその挫折が述べられる。第二回アジア・アフリカ会議の流産により世界革命の中間地帯としてのAA地域革命構想が破綻して毛沢東の革命関心が反修正主義に変化したとの分析は理解できる。文革発動直前の中共日共間のやり取り記述も興味深い。AA諸国の人口構成から今後の成長を楽観する著者の世界認識は驚く程甘く全体の信用を損なう。2021/01/01
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