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内容説明
流行、ブランド、品質、サイズ、色、値段……。本当に身になるファッションとは何か? 『王様の仕立て屋』監修を務める服飾記者・片瀬平太がたどりついた結論は「日本製服飾品」だった。手作業で丁寧に作り、手に取りやすい価格で届ける。それがメイド・イン・ジャパンの神髄だ。スーツ、シャツ、ニット、ジーンズ、靴……。日本中を駆け巡る徹底取材によって、メイド・イン・ジャパンの真の魅力が明らかになる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
30
ジーンズは洗濯してはいけないと言うジーンズマニアの意見が話題になったことがあったが、どうやらそれは間違いのようだ。ジーンズを買って洗濯をせずにそのまま着用していると自分の身体に合った型が出来るからと言うのがその理由だ。 しかし、ジーンズのプロ、リゾルトのデザイナーは、お客様にきちんと洗濯してくれと伝えているようです。 毎日穿いて、週に一回。 表向きにして洗濯機にいれて、洗剤を入れて洗ってくださいとのこと。汗が酸化の原因となり、生地が薄くなったり、茶色っぽく変色してしまうのだそうだ。2019/09/15
アキ
26
日本の服飾産業は、廉価な外国製品と高品質な外国製品に挟まれ、1991年に51.8%だった輸入浸透率が、2016年に97.3%まで上昇している。国産アパレルは現在2.7%しかない。25年服飾記者である著者が社会人になる息子に贈るというテーマで見識ある日本の企業やブランドを紹介しているが、どれも魅力的。「NUONE」のニットは立体的に編み込むので縫い目がない。「コルテーゼ」のシャツ・「宮城興業」カスタムメード靴・「吉田スーツ」オーダースーツ・「リゾルト」ジーンズ。早速、高島屋で2着セールでスーツを誂えました。2018/09/30
アセロラ
7
ユニクロの本を読んでから、衣類がどこの国でどのように作られているか気にするようになった私に、タイムリーな本でした。店主の思い、製造過程など読んでておもしろいです。なにより、載っているオーダー品など、どれも従来より安いということ。この価格で大切に着られる自分にぴったりのものが作れるなら、素晴らしいことだと思います。安い服でいいじゃん、着られるし、と考える人はそれでいいと思うし、ちょっといい服を買ってみよう、というのもいいと思ういます。人にとやかく言われず、自分が幸せになれる服で過ごしたいものですね。2018/12/06
ふたば
4
日本の服飾に関するメーカを取材し、その拘りや、取り組みを紹介している。日本人には、日本人に合った服装や、持ち物がある。ここで紹介されたメーカは、そこに焦点を当てて製品を開発している。必ずしも高価なブランド品を身に着けていることがおしゃれではないと良く理解できる。奇をてらわないスタンダードなスタイルをしっかり身に付けたいと思う。2018/09/17
ナタデココ
1
洋かぶれの私とて、洋モノと勝負ができるクオリティの国産品があるならそれに越したことはないと考えます。それほどまでに関税は高い。シャツ(コルテーゼ)、靴(宮城興業)、スーツ(吉田スーツ)が気になりました。ある程度のスーツリテラシー(造語)のある人は、前置きはまるっと飛ばして問題ないです。図書館。2019/10/28
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