子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害

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子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害

  • 著者名:杉山登志郎【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 講談社(2018/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065131336

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内容説明

発達障害研究の第一人者が書く、今の子どもたちにとって本当に必要な子育ての方法。発達障害の増加や子ども虐待の急増、いじめや校内暴力など、子育ての大変さばかりが際立っている。そこで、いくつかのとても大事なことだけ押さえておけばいいということを示す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

57
今現在の日本が抱える小児精神医療の問題がよくわかった。対話形式で読みやすく書いてある新書なので、入門編として良いのではないだろうか。2018/09/27

mizuki

35
発達障害ではなく、発達凸凹という言葉を使って、周りの大人が子どもの成長をサポートしていく必要性についてのお話でした。わたしは乳児と幼児のお話をもっと詳しく知りたかったので、物足りなさを感じてしまいました。しかし、小学校の先生をしている方には入門書的な感覚で読んでほしいです´ ³`°) ♬2018/10/03

hatayan

24
発達障害は必ずしも悲観すべきことではなく、成長の過程として考え直す「発達凸凹(でこぼこ)」の概念を広めた児童精神科医が書く子育て世代へのメッセージ。2005年に法が改正されて発達障害の対象が広がった一方、晩婚化が発達障害を増やしたのではないかとも指摘する節は興味深かったです。 医師と編集者が対談する形式で綴られる本書には、現在の特別支援教育や精神医学への不満やぼやきが密かに込められています。その意味で本書は単なる啓発書ではなく、これまで表に出せなかった本音が書かれているとみてもよいのかもしれません。2018/12/17

niisun

18
タイトルと中身がちょっと違うかなぁ。児童精神医療の問題、学校や養護施設などの社会環境面での課題に、紙面の多くが割かれています。また、著者の自説や思いを、奔放に書き連ねるために対話形式のフィクションという形式をとっているのが、読み易い反面、問題の本質を見えづらくしている様にも感じました。実はうちの娘も言葉など、発達に凸凹があり、保険センター主催のクラスに1年間参加して来ましたが、医師の診断結果を踏まえて、今月から療育に通うことになりました。何が良くて何をすべきかを悩む日々です。今日はそんな娘の七五三でした♪2018/10/01

まゆまゆ

15
子育てで大切なことは、親も子も安心できること。これをやれば大丈夫というコツのようなものはない。子どもの様々な行動や感情を受け止めて理解しようとすることが大切。発達障害は確かに増えているが、障害の一歩手前のグレーゾーン部分が実は最も多いこと、生物学的には男も女も20歳前後が出産適齢期であることと、同じく男女とも高齢出産のほうが子どもが障害を負う可能性が高くなること、など内容は結構衝撃的。2020/07/24

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