日本経済新聞出版<br> 実務で使える 戦略の教科書

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日本経済新聞出版
実務で使える 戦略の教科書

  • 著者名:今枝昌宏【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 日経BP(2018/09発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532322274

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内容説明

●最新の領域をカバー。実務を優先して記述。
本書はMBA講座にも古くから取り入れられている「経営戦略」「事業戦略」の新しい教科書。すでに類書も多く出版されているが、本書には以下の特徴がある。

1最新の戦略の議論をカバー
多くの戦略の教科書がいまだに80年~90年代の米国の学説を中心としたものであるが、本書はその後の経営戦略の議論をカバーする。デル・モデルの登場に端を発し最近のプラットフォームの議論に至るビジネスモデル論や、最近のイノベーションの議論、さらには、戦略の実現過程を扱うストーリー論に至るまで、戦略の議論には多くの教科書がカバーしない領域が増えている。これらのテーマを単独で掘り下げた書物は数多くあるが、それらが戦略論全体の体系の中に位置づけられていなかった。本書ではこれらを網羅的に解説する。

2実務領域を広くカバー
多くの戦略論の教科書は学説をベースとしたものであるが、本書は、実務を優先して記述する。大和ハウス、P&G、TBCなど、実例をあげて紹介。新興国などの市場に他社に先駆けて参入することは、インドの自動車市場へのスズキの例を挙げるまでもなく、多くの利益をもたらすものと実務では考えられているが、学説からはその重要性の指摘を聞いたことがないなど、実務と学説にはいささかのズレがある。それは、これまでの本では、戦略を導出する分析手法(フレームワーク)の解説が中心で、実際の戦略は何なのかは、よくわからずじまいだったからだ。理論上の分析は内部資源に偏ることが多いが、上記スズキの例のように、実際には、外部環境の分析から戦略は導かれることが多い。
本書は、多くの経営者や企画担当者に、実務上考えなければならない視点を提供する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アベシ

18
人間の生態は千差万別である。標高何千メートルに住んでる人もあれば、極寒の地にあるいは灼熱の砂漠に住んでいる人もいる。戦略とは生きる場所を選ぶことだ。その場所で生き続けられるように自分を変えていくこと。選んだ地で生存できるように考えることが戦略である。自分たちがどこを選び、どうして生活しているのか、それをきちんと言葉で説明できるように考えたいと思った。そこからまた出発だ。2019/05/04

中島直人

12
(図書館)戦略論として、実際に考えておかないといけない点、押さえておくべき点を、網羅的に、ある程度具体的に書いてくれていて、頭に入りやすく、取り組みやすい。実際に実行してみるのみ。2018/11/15

ireadertj

5
戦略を立てるまでの人流れを、網羅的にわかりやすく書かれていて参考になった。戦略的な本の最初として読むにはすごく良いのではないかと。これで全体の流れを掴み、各細部をフレームワークの使い方などを別の書籍で補っていくような感じに使えるかな。タスクを進める上で、戦略の流れを振り返るときにも使えそう。 企業参謀を読んだあとに、この本は企業参謀の簡易版のようだなと思った。2018/11/03

Tetsuya Fujikura

4
全く違う分野だが、かなり面白い。よく「ストーリーで語れ」と言っている企業人の考えが分かる。具体例も色々書いてあるので、新入社員の頃に読んでおくのにオススメかも。2018/12/17

かずさん

4
戦略は囲碁・将棋のように学習可能なもの。棋譜を勉強していく。現実に起きた出来事を、記事やケースを通じて数多く見聞する。主要成功要因、シナリオドライバーなど、戦略の勘所を掴めるようになりたい。2018/12/03

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