毎日新聞出版<br> ゴー宣〈憲法〉道場(毎日新聞出版) - I 白帯

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毎日新聞出版
ゴー宣〈憲法〉道場(毎日新聞出版) - I 白帯

  • ISBN:9784620325170

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内容説明

【「立憲的改憲」で、権力の暴走に歯止めをかけよう!】小林よしのり(『ゴーマニズム宣言』)主宰の「ゴー宣道場」に、井上達夫(東大大学院教授、『リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください』)、山尾志桜里(立憲民主党衆院議員、憲法調査会委員)ほか、日本を代表する憲法学者である、駒村圭吾(慶大教授)、曽我部真裕(京大教授)を特別ゲストに迎えた、「〈憲法〉の道場」を開講! 最強の「師範」たちによる、憲法入門講義の模様をライブ感たっぷりにお届けする。安倍「加憲案」の何が問題か、9条はなぜ死文化してしまったのか、「護憲派」の自己矛盾、違憲審査制度の必要性など、幅広い論点を解説! 保守でもリベラルでもなく、改憲派でも護憲派でもない、「新世代の憲法論」として、9条などの入門的な論点をまとめた「白帯編」を急遽刊行!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y2K☮

28
もう9条では集団的自衛権を止められない。アメリカが戦争を始めれば日本も従う。が、自衛隊は憲法上軍隊ではない。先制攻撃は無論だが指揮系統の違う同僚や民間の船が平時に奇襲されても防衛出動命令が出るまでは反撃不可。戦力ではないという建前故に統制規範が憲法になく、外国で誤って民間人を殺した時に裁く法もない。即ち今の曖昧な憲法を守る事で逆に戦地の自衛隊を危険に晒し、ひいては暴走させる要因となる。ならば取るべき道は一つ。立憲的改憲。戦力としての自衛隊を憲法で認め、交戦規範を厳格に定め、その上で集団的自衛権を封印する。2018/05/12

チョビ

3
「憲法9条」を安易に変えては平和がなくなるよ!というのには驚いた。が、憲法9条の件はあくまで呼び水で、自分のものさしで何でも考える力をつけろ、ということをいいたいのではないかな、と思えました。多分読書感想文一つとっても「これなら炎上しないだろう」「これならたくさんいいねがつくだろう」それって、今の政治家を非難することできますかね?いろんな角度から一つのモノ、コトを考えられるようになることが大事で、誰かに世界を全て委ねるのは大間違いなんだよ、ということを思い知らされる、考える力のない奴は思いましたよ!2018/10/18

百式改(公論サポーター東海)

3
憲法白帯入門編とうたっているが、いやあなかなかに背伸びしないと理解できないぞ。  いや、理解できていないか。  売れ行き好調とのことだがどこまで読まれていくかがこれからの憲法論議を左右することになるだろう。 https://kenunshi.wixsite.com/go-senn/blog/%E3%82%B4%E3%83%BC%E5%AE%A3-%E6%86%B2%E6%B3%95-%E9%81%93%E5%A0%B4-%E7%99%BD%E5%B8%AF2018/05/06

ホリエンテス

2
9条に自衛隊を追記する事に対して、あいまいな立場を固定するだけだという意見が書いてあったが腑に落ちない。 戦略だろうが実力組織だろうが文字化し、明記する事から始まる事もあるだろう。議論は続くかもしれないが見て見ぬふりをする現状よりはよっぽど改善になるはずである。 まあ、きちんと戦力として明記出来るのが一番であるが。 そして明記した以上は、軍法会議などの軍隊ならではの組織設定も憲法・法律で設定すべきと言う意見には激しく納得。 加筆するだけで終わらせては逆に危ない。2019/09/11

ジョイフル

2
右、左のポジショントークではなく、議論による熟議で憲法を改正すべきという内容で説得力があった。 ただこのレベルまではたぶん日本全体のレベルは達しないんだろうなあ。 自衛隊に軍法会議がないと初めて知って結構ショックだった。2018/06/09

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