内容説明
26歳でプロ棋士への道を絶たれた瀬川晶司。だがサラリーマンになった彼は、周囲に後押しされ、35歳でプロ編入試験の六番勝負に挑む。映画「泣き虫しょったんの奇跡」脚本協力!感動ノンフィクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しーふぉ
17
映画にもなった瀬川晶司さんの棋士になるまでのノンフィクション。プロ編入試験相手となった奨励会3級が佐藤天彦名人だったとは!2019/03/01
チェアー
9
映画化を機に。異例の試験を経てプロ入りした瀬川さんよりも、彼のプロ入りを周囲がどう支え、実現していったかを追ったドラマ。着目点がいい。連盟(特に関西)で反対論が強かったことや、連盟の経営上の弱点や課題も多角的に描かれていて面白かった。いろんな偶然が重なってプロ入りが成功したように見えるけど、やはり彼のプロ入りは必然だったような気もする。ここでプロ試験制度を作って将棋界が外を見始めたことが藤井くんのブームを生んだ根っこになっていると思う。2018/10/19
barcarola
4
棋譜が載っているわけでもなく、将棋を知らなくても読める内容ではあるが、物足りなさも。2020/12/06
miwapicco
2
いや確かに、泣いた2021/12/11
ラムネ
2
映画のような実話。映画になるらしい。 六番勝負に関わった人たちのその後が、 本当に映画見たい。 同時代に生きる彼らに負けないように生きたいな。2018/09/17