新潮文庫<br> 警官の掟(新潮文庫)

個数:1
紙書籍版価格
¥990
  • 電子書籍
  • Reader

新潮文庫
警官の掟(新潮文庫)

  • 著者名:佐々木譲【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 新潮社(2018/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101223285

ファイル: /

内容説明

東京湾岸で男の射殺体が発見された。蒲田署の刑事は事件を追い、捜査一課の同期刑事には内偵の密命が下る――所轄より先に犯人を挙げよ。捜査線上に浮上する女医の不審死、中学教師の溺死、不可解な警官の名前。刑事の嗅覚が事件の死角に潜む犯人を探り当てたとき、物語は圧巻の結末になだれこむ。徹底したリアリティと重厚緊密な構成で警察小説の第一人者が放つ傑作長編。『犬の掟』改題。(解説・吉野仁)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

75
あぁ!これも文庫化で改題…。「犬の掟」で既読でした。一人の暴力団員が射殺され、犯人を追う所轄刑事の門司と波多野。一方、捜査一課の刑事・松本と綿引には所轄より早く犯人を挙げるようにと密命が下る。うん、やはり門司さんがかわいそう。。2018/05/04

k5

67
佐々木譲+「警官の」という言葉で期待値が上がりまくってしまった観はあります。そう思うとちょっと薄かったのは否めません。20代の頃にルートセールスで担当してた土地が舞台ではあるんだけどね。ただ、最近好きな作家は?と言われて頭に浮かぶルメートルと、ケン・フォレットの両方をできる作家って佐々木譲さんしかいないな、と思うと、もう一度一通り読み返すしかありません。2021/08/31

Richard Thornburg

57
感想:★★★  東京湾岸で男の射殺体が発見された事件に関する捜査と、過去に起きた類似した事件に関する密偵捜査。  終始仄暗い感じで閉塞感を感じさせながらも、前半戦は程よい緊張感、後半戦はスピード感を楽しめます。  地道な捜査で犯人を絞り込んでいくところは地味ながらも面白いと思います。  ただ、ラストで明かされる犯行動機がイマイチ希薄な気がするので、もう一捻りして欲しかったような気がします。2025/02/19

OCEAN8380

50
佐々木譲さんの警察小説は面白いですね。捜査一課と所轄刑事課の交互に話が展開していくのも良かったです。後半で一気に話が盛り上がってなかなか読み応えがありました。2018/05/30

がんも

42
松本と綿引のコンビと波多野と門司のコンビが別々の事件を追っていくうちに、事件がどんどん絡んできて……佐々木さん得意の2つのコンビの話が交互に出てきて飽きさせないのですが、今回はお互いメインが聞き込みなので、途中でゴチャゴチャに^^; もう少し最後の彼の心情をじっくり書いて欲しかったかな〜2018/05/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12739521
  • ご注意事項

最近チェックした商品