ビームコミックス<br> にわにはににん

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ビームコミックス
にわにはににん

  • 著者名:中野シズカ【著者】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • KADOKAWA(2018/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047353183

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内容説明

そこは、優美だけど危うくて、手が届きそうで届かない不思議な場所……。
幾重のスクリーントーンが、ポップで幻想的な唯一無二の世界へと誘う、“庭”を巡る珠玉の短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しいたけ

90
噂どおり圧倒される絵でした。専門的なことはわからなくても。どれだけの熱量で大事に大事に描かれたものであるかはわかります。テーマの重さ、切なさもしかり。作者の全力の「いま」を、息することも忘れ受け止めました。2018/09/20

藤月はな(灯れ松明の火)

73
読友さんがお勧めしてくださった作家さんでした。絵本『ふしぎな庭』や『家守綺譚』を彷彿とさせる魅惑の庭達。まずはプロローグの「庭師の仕事」から掴みはバッチリ。見ていたものが想像外に変化した驚きと激しさ、そこから沈むような静けさをたたえるあの光景に変わっていくとは!「水槽屋敷」は先生が「ま、いっか」で片付ける人で良かった(笑)前後編と分かれる構成の表題作は思い込みをくるくると覆されるのが快感。迷いか…。あの隠者やまた、会える人達、そしてこれから出会える人達にとってあの箱庭はとても居心地の良い場所なのだろう。2019/12/21

コットン

73
時間がかかる、いつものスクリーントーンを多用する作業をものともせず今回も素敵なファンタジーの世界を作ってくれています。青年が主人公のことが多い中野さんだが、長野まゆみさんと似たテイストをいつも感じさせてくれる。最高!2018/12/10

アマニョッキ

58
各方面から噂だけは聞いていて、それだけでもう読みたくてたまらず、作画も内容も知らずに予約して買った本作。届いてまだ3日目だけれど、もう何度も何度も読んでいる。というか眺めている。すべて手作業というスクリーントーンの繊細さ。どのページを開いてもその精緻で洒脱な美しさに見惚れる。漫画というよりも絵画のような、見ているだけでため息が出るような贅沢さ。表紙の緑の色味もとても好き。こういう漫画は自分の好きな人に配ってまわりたくなる。あなたにもぜひ読んでみてもらいたい一冊。2018/09/16

しましまこ

23
庭に消えたニセモノ、悪魔、幽霊、永遠の庭、ほの暗く美しい。カッケー庭師、かわええ金魚、水の中の庭。美しい。大きい本で見たかった!2018/09/16

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