メゾン文庫<br> 浅草洋食亭のしあわせごはん 想いをつなぐ三姉妹ランチ

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メゾン文庫
浅草洋食亭のしあわせごはん 想いをつなぐ三姉妹ランチ

  • 著者名:遠藤遼【著】/わみず【イラスト】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 一迅社(2018/09発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758091039

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内容説明

就活に失敗したものの、いつか商社に入ることを夢見て派遣社員として懸命に働く美咲。ある日、帰宅途中に同僚の井上から声をかけられ、姉の菜穂子と香織が営む浅草の洋食亭「うさぎのしっぽ」に連れて行くことに。ここは、悩みを抱えた人にしか見えないうさぎの「玉兎さん」がいるちょっと不思議なお店。なんと井上は玉兎が見えると言い、「母が最近私を無視する」と打ち明けるが――? 心をそっと解きほぐす思い出の一皿、ご用意してお待ちしております。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

野のこ

65
良かったです。三姉妹が祖母から引き継いだ不思議な能力と洋食屋さん。どのお話も結構重めで特に、高校のいじめが酷すぎて読んでて辛かったけど、三姉妹の救いたいという想い、思い出の美味しい料理に癒されました。あとは玉兎さんのふわふわはもう少し楽しみかったかも。表紙の美咲さん?の頭の上に白くてまるいの見えちゃった!シリーズ希望します。2020/03/29

カメ吉

61
東京浅草を舞台にしたお祓い屋さんの話。不思議な力をもつ3姉妹が主人公。長女と次女が祖母から洋食店を引き継ぎ、そこにやってくる悩めるお客さんをその特殊な力と料理で救っていく心が洗われるお話でした。三女は夢あって今は派遣社員をしているけど縁ある人たちを姉たちと共に救っていく。常連客たちと3姉妹との絡みが下町情緒が溢れてて凄く温かく心地良い。 どの話も温かくも切ない話で泣きそうになるけど3姉妹の仲の良さがほのぼのと微笑ましい。 読後感はすごく良かった。続編が出れば読みたくなります。2018/10/19

佐島楓

60
なかなか泣かせどころを知っていらっしゃる。これからが物語としてはスタートですね。2018/09/13

ぶんこ

49
特殊な能力を持ち、悩める人を救うお話は多くありますが、その中では一番好きな癒し系の物語でした。死んでしまいたいと思うほどの悩みを抱えた善良な人が、2人の姉が営む浅草の洋食亭に現れ、救われていく過程が微笑ましい。「きったはった」の殺伐とした解決策ではないところが気持ちよく読めました。こういう優しい能力の使い方って最高。続編があるのなら読みたいです。2019/11/14

スズ

42
浅草で洋食店を営む長女の菜穂子と次女の香織、就活に失敗し派遣社員として働く三女の美咲を軸に、大きな不安や悩みを抱えた人達にだけ見える不思議なウサギに導かれて来店したお客達が、懐かしい思い出の味を噛み締めながら生きる希望と今までの人生で見落としていた大切なものを取り戻していくほっこり温かく優しい物語。物語全体に温かさが満ちていて、お客達が抱えていた辛い気持ちが真心で満ちた料理を口にする事でゆっくりと涙と共に洗い流されていく姿が丁寧で見事でした。来店する度に「ただいま」と言ってしまいたくなる素敵なお店でした。2018/10/06

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