文春e-book<br> 平成風雲録 政治学者の時間旅行

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文春e-book
平成風雲録 政治学者の時間旅行

  • 著者名:御厨貴【著】
  • 価格 ¥1,426(本体¥1,297)
  • 文藝春秋(2018/09発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163908984

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内容説明

政治学者は見た! 平成の政治家とこの国の姿
安倍政治の本質とは。「天皇生前退位」の舞台裏は。現場を歩き、時代の証人の語りを引き出す。時代を見ぬく目を養う御厨流政治道場。

・安倍政権は「やってる感」の政治なのである
・災害が常態化した日本に必要な視座とは
・「天皇生前退位」の道を拓いた有識者会議
・明治・昭和・平成の三十年を比べてみると
・なぜ平成の役人は公文書を廃棄するのか
・私人として沖縄問題に臨んだ「開発天皇」
・「権力の館」を映像化して見えてきたこと
・野中広務、堤清二、中村隆英、岡崎久彦、西部邁、佐藤誠三郎、粕谷一希……縁深く懐かしき人々の肖像
(本書より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tetsubun1000mg

2
テレビでたまに見かける政治学者の研究、出演者とのやりとりなどが書かれている一冊。 学者らしく内容は堅いですが、テレビ出演に慣れている方らしく、読み込んでいけば分かりやすい文章でした。2018/11/23

わび

1
異能の政治学者、御厨貴のエッセイ集。新聞のコラムなどから集められた短評は時事評論から巡り合った政治家や学者の回顧、研究生活の思い出話までと幅広い。一つ一つは短いものが多く、気軽に読むことができる。個人的には「時事放談」への出演や有識者会議、書評委員への参加といった大学外での社会貢献活動へのスタンスや、数多く、かつ広範囲に渡る著作たちの自身の中での位置付けなどについて興味深く読むことができた。2019/06/02

politics

1
御厨さんの様々なエッセイ・時評などを集めた一冊。内容は自身の研究人生、有識者会議の出来事、佐藤誠三郎ら多彩な人々との出会いなど様々である。岡崎久彦や粕谷一希、意外だったのが西部邁など、本当に多くの人々との交流があったことがわかり、こうした出会いが御厨さんの他の学者とは異なる「御厨政治学」を生んだ一つと要因なのだろうと感じた。また本書は、御厨さんの他の著書を読む際に読むべき道案内的な要素もあるのではないかと思い、御厨政治学の第一歩に是非お勧めしたい。2019/03/21

バルジ

1
ここ5年ほど各媒体で出した時評等を一冊の「本」として纏めて出したものだが、それぞれに「御厨貴」という政治学者の多彩な姿が映し出されていて面白い。 有識者会議の「代理稼業」に研究者としての「黒歴史」、師匠である佐藤誠三郎との思い出等、バラバラに出されていたものが、一つの器に収まるとこうも複層的な一人の人物を浮かび上がらせるのかと驚いた。 一般的に賞味期限の短い政治評論も、著者の手にかかれば長期保存出来、随時参照できる政治分析と化すのだからもはや「怪政治学者」と言っていいのではないだろうか。2018/12/08

katono

1
政治学者としてTVなどでも活躍する著者のエッセイ、散文をテーマごとに章立てて集めた本。どこから読んでも良い。逆に統一的なテーマはない。個人的に面白かったのはオーラルヒストリーの章。本人にその経歴を語らせる事で隠れた歴史が垣間見れるのだろう。高級官僚の隠れた一面など興味深い話があった。(評価3/5)2018/12/06

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