内容説明
薔薇を愛でる楽しみから、育てる、食べる、香る、飾る楽しみまで、バラの魅力を余すことなく網羅。
ときめく図鑑シリーズに薔薇が登場!
園芸花の中でも最も人気を誇る薔薇。切花を飾って愛でるだけでなく、庭で育てる、香りを楽しむ、食べて楽しむ・・・・・・など、我々の暮らしを彩り、生活に溶け込んでいます。
著者の元木はるみ氏は、日本ばら会認定上級指導員であり、カルチャースクールで講演をしたり、シーズンには自宅で薔薇パーティーを開催し、その様子が2018年6月にテレビにも紹介。元木邸の庭に咲く薔薇写真も見どころ。原寸大に近い薔薇のアップ写真のグラビアが美しい一冊です。
【内容】
・薔薇の記憶
世界で最も古い薔薇の記述にはじまり、イギリスの薔薇戦争など歴史の舞台に登場する薔薇から、ナポレオンの王妃ジョセフィーヌの薔薇、クレオパトラ、皇帝ネロが愛した薔薇、日本に薔薇が登場するその歴史をたどります。
・薔薇が好き
憧れの薔薇、身近な薔薇、香る薔薇、彩の薔薇など、ローズガーデンを造った著者ならではのユニークな分類で薔薇を紹介します。
・薔薇と暮らして
著者の薔薇庭で催されるパーティーの様子やそこで供されるスイーツや料理、器やファッションのコレクションに至るまで、暮らしを彩る薔薇たちが登場します。
・薔薇を育てる
薔薇庭造りの工夫や薔薇の一年のお世話、薔薇にあうハーブやコンパニオンプランツなどの育て方を伝授します。
・薔薇のひみつ
まだまだ語りつくせなかった薔薇の品種や薔薇にまつわる不思議など
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
72
はー…素敵。素敵過ぎる…♡可愛く美しい薔薇たちがフルカラーの綺麗な写真で満載。薔薇好きにはたまりません。…とは言え、思わず「すみません!」と言いたくなる、本物の薔薇を知らない勢。今年は知り合いのオープンガーデンにお邪魔して色や香りを体感してちょっと学んで来よう。今年の抱負!笑 気になる薔薇もピックアップしたしもう完璧。薔薇パーティーも本当凄い!こんなに薔薇尽くし、見ているだけでワクワクするー。夢は膨らみます。このときめく図鑑シリーズ、初めて知ったんですが他のも気になる!完読します^^2020/01/04
くさてる
23
わたしはぜんぜん薔薇に詳しくないのだけど、楽しめた。写真が豊富で奇麗なのはもちろんなのだけど、品種の解説も分かりやすいし、薔薇にまつわるもろもろのトリビアや楽しみ方の紹介も面白かったです。2019/01/05
らん
17
ため息がもれそうな程に素敵な本。眺めているだけでときめきます♡ウテナ観たら薔薇を眺めたくなって手に取りました♪野生種、オールド、モダンの分類があるのですね。京成バラ園でベルサイユのばらシリーズの薔薇が植栽されてるのに驚き!お菓子の名前の薔薇も可愛い♡ミルフィーユは確かにミルフィーユみたいだしショートケーキは苺のように赤い!イスパハン、ストロベリーマカロンも可愛い。薔薇大好きな著者の暮らしが薔薇づくしで華やか!育て方も収録。薔薇ドレッシング気になる。シダネル縁りの薔薇の村ジェルブロワに訪れてるの羨ましい!2023/04/26
yapipi
16
なんて美しいミニ図鑑なのだろう。薔薇は人生を豊かにする。春早くふき出す新芽に生命の力を感じる。少しくらい嫌なことは忘れてしまう。初夏の花の季節、その形、色、香、音(風にそよぐ)、まるで天から私達への贈り物のようだ。美しい薔薇を育てるには手間、お金、愛情がいる。ケアを怠れば機嫌が悪くなる、変な虫がつく。扱いを間違えると棘で引っ掻かれる。それでもその美しさに抗えない、離れられない。そう、薔薇はまるで魅力的な女性のようだ。フランス、ドイツ語でも薔薇は女性名詞だ。そんな薔薇の底無しの深みにはまってみませんか? 2025/04/19
chatnoir
16
確かご自宅が素晴らしいバラ園になっていて、食香薔薇でお茶会なんかをされている方の本。ご自宅の薔薇のちょっとした解説と写真、お手入れや、レシピが載っている。ライシェンバールというメーカーのお皿、同じのがある!家ではそうめん載せになっていて優雅とは程遠い(笑)モイストポプリ、作ってみたいなぁ。ガクがこけ蒸したような薔薇とかナポレオンの帽子のような形のガクもあるんだね。2019/08/15