C★NOVELSファンタジア 風塵の群雄 デルフィニア戦記8

著者名：茅田砂胡【著】

中央公論新社（2018/09発売）

• ISBN：9784125003788

内容説明

王子が敵の手に落ち意気消沈するタンガの陣に、国王ゾラタス率いる援軍が到着した。迎え撃つデルフィニア国王ウォル。両軍の王を将とした大軍が国境の砦をはさんで対峙する。パラストを加えた大華三国は三どもえの戦乱に突入するのか！？　デルフィニア王妃リィの存在が、すべての「鍵」を握っている……？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みっちゃん]

お初にお目にかかる、扉絵の麗しきお方、でも何となく【ﾍﾞﾙばら】のｵｽｶﾙ様を思わせるわ〜なんて思った自分の慧眼を自画自賛したくなっちゃいました！それにしても｢ｺｰﾗﾙ城はとんだ恋の季節だな byｲｳﾞﾝ｣の巻でしたが、そうおっしゃるｲｳﾞﾝ、あなたこそ！(笑)終盤に初めて姿を現したﾘｨの｢相棒｣そして魔法惑星ﾎﾞﾝｼﾞｭｲとは!?徐々にこの方面の謎も明らかにして頂きたいものです。

2014/06/20

[☆よいこ]

第2部④？「めろどらま」「恋の季節なの～」前半はランバー戦、表紙のイヴン大活躍。タウとの同盟。後半は、国王が結婚したことで配下の方々も結婚をせまられる。バルロは元婚約者の男装公爵と。ナシアスはラティーナと。シャーミアンはイヴンと。シェラはヴァンツァーと？▽軍を率いた戦闘もわくわくさせる、その裏で繰り広げられる知略戦も面白い。イヴンの不注意な怪我にはハラハラされられた。

2022/01/23

[エンブレムＴ]

自由を求め戦う漢・イヴンが表紙。北の大国タンガ軍との戦いでも、卓越した戦術を披露しドキドキさせてくれますが、本編「恋の季節なの～」（爆）の方でもイイ男振りを印象付けてくれました。キャラ読みするにしても誰を選べば良いのかわからん！という贅沢な悩みを持つ『デル戦』ですが、魅力的な人々が更に登場。ナシアスの妹アランナ。麗しのロザモンド様♪（好き・笑）リィの異世界での相棒・ルゥも気になります。正直、恋とか愛とかはなくて良いと思ってましたが、組み合わせが面白いので楽しく読みました。個人的にはヴァンツァー株が急上昇♪

2010/11/21

[文庫フリーク＠灯れ松明の火]

再読　表紙通りイヴンの活躍が目立つ巻。しかし中身は『恋の季節なの〜』（著者後書きより）イヴン＆シャーミアン　ナシアス＆ラティーナ　バルロ『求婚した俺の立場がないのだが？』＆ロザモンド『貴公の立場など私の知ったことではない』ジャスミンとケリーの原形だろうか。美剣士ナシアスの妹・アランナも美味しいキャラ。茅田さん、脇役であろうとキャラ立ちまくり。

2010/09/04

[きむこ]

再読。イブンの腕の巻。りぃの力の一端と月の存在が少しずつ明らかになって行く。あちこちで春の予感♡そして黒髪の友。あ〜ワクワクして来た。

2017/07/23