内容説明
獅子の紋章を象った招待状が届けられ、使者が大陸全土からコーラルに赴く。豪華な式典の背後で、タンガ・パラスト両大国は飽くことなき権力への執念に策動し、周辺諸国と大華三国の関わりは微妙に変わり始める。ウォルとリィは毅然と顔を上げ、互いの手をとり大広間に踏み出した──偽りの宴が始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっちゃん
84
まさに女神の如く輝くような美しさの、表紙のリィのお姿は茅田先生の文章を忠実に再現しているのですね( 〃▽〃)が、しかし目が全く笑っていないので、やっぱり怖いです(^-^;ここ暫くの懸案事項であった例の二組も、笑いあり涙ありのハッピーエンド!良かった、良かった!そしてリィとレティシアとの間には、どんな結末が待っているのでしょう?知りたいけど、知るのも怖い…2014/08/20
エンブレムT
59
感想書くのに困るくらいポイント盛り沢山な巻でした♪主要登場人物とりこぼしなくハッピーエンドになるのか!?思わずそんなことを思ってしまうくらいに、いろんな人の思いのベクトルを回収しています。だがシカシ!男性陣は、1人を除いてオールへタレだということが判明!!そのあたりの描写はもう笑うしかなかったですw比べて女性陣の株は上がりまくり!ポーラですら、リィへの泣き落とし要員として存在価値を見出せました(爆)おかげさまでこの表紙♪リィの幻の女王っぷりがとにかく素晴らしかったw目はちっとも笑ってないんだけどねwww2010/11/30
☆よいこ
57
デルフィニア⑬サヴォア公爵バルロとベルミンスター公爵ロザモンドの結婚式に、王が参列できないと聞いたウォルは一計を案じる。王家主催で「国交回復記念式典」開催し、タンガ・パラストと周辺諸国を招待する式典を行うことにする。王妃を式典に出席させるためにひと騒動あるが、リィは王妃としてこの上ない口上を述べる。▽祝典の中で、多くのカップル成立。ジル様やるね一番驚いた。
昼夜
41
2年半でパソコン4台目ってどういう使い方してるんですか、茅田さん。よく液晶を割る自分が言うのはなんですが驚きですよ。美しすぎる戦士のリィが着飾ると2巻の表紙と今回の表紙とで別人で唖然だし水面下の伏線があるのか(?)先が読めない。それにこのくそ寒いなか、春の暖かさにあてられまくりです。2011/01/16
きむこ
38
再読。恋の季節。戦記なんだけど恋も好き♡2018/01/04