内容説明
盗難にあった『生き別れの相棒』を捜して、ジャスミンはパピヨンルージュと名乗り峡谷競走(キャニオンレース)に挑む。またたく間にスターダムにのしあがった女王の大胆不敵な奪還作戦とは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
56
コミック風カラーイラスト・・・西部劇でこんな感じのシーンを見たことがあるぞー!あの問答無用の役どころは間違ってもヒロインではなく(笑)もしかしなくても極悪人役なんですが(爆)・・・この巻は文句なしに面白かったです。反則の存在ながら、ジャスミンが王道ヒーローを務めております♪主役がなんでも一人で解決しようとする、「話し合えよ」とツッコミ入れまくりのシリーズではあるのですが、今回は有りです♪暴走するジャスミンに対してのケリーとダンの距離感が良かった!便乗してちゃっかり稼いでるあたり、親子の血を感じました(笑)2011/02/20
つばめ
48
ジャスミンに会いたくなったので再読。怪獣夫婦のスカッと感、こうでなくっちゃ!!逞しく強いジャスミンもクインビーの安否が分からずしょんぼり…あ、可愛いからのふっふっふと不敵な笑み。ケリーとの阿吽の呼吸と、やはりジャスミンの相棒はクインビーが一番。初読時、未回収の伏線どうなるのかと思っていたら続刊が出て大歓喜。そっちも再読しよう。2019/05/21
きむこ
48
そろそろ『パピヨンルージュと嵐の星』が図書館で借りれそうなので、その前にこちらを再読。女王のクインビーに対する愛情が伝わってくる。がっつりジャスミンの飛行が堪能できるから印象深い一冊。新作にもガストーネさんが出てくるのかな(ღ′◡‵)楽しみ♬2016/09/17
UK
32
ジャスミンが異星の地上での飛翔体競技に参加して周囲の度肝を抜くというお話。この一連のシリーズで何回”痛快”と書いたか覚えていないが、この話も痛快と言わずしてさてなんと言おうか。茅田さんの凄いところは、こんなにも都合よく圧倒的に強いヒーロー・ヒロインを描き、展開はもうわかっているのにやっぱり面白いところ。白けることなく爽快なんだよな。いくら読んでももたれない。強烈なキャラクタそれぞれがちゃんと生きているからなんだろうね。 2017/12/09
まりもん
24
ジャスミンが自分らしく暴れてくれて、更にダン船長達もさりげなくレースで儲けさせてもらって良かったね。2011/07/31