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内容説明
小学館児童出版文化賞受賞の『ケイゾウさんは四月がきらいです。』待望の新作。幼稚園のにわとり「ケイゾウさん」を主人公に、いっしょに暮らすうさぎのみみこ、幼稚園の子どもたちや先生との交流が、季節の移り変わりを背景に、ユーモラスに描かれます。「ケイゾウさんはこいのぼりがきらいです。」「ケイゾウさんはプールがきらいです。」「ケイゾウさんは落ち葉の山がきらいです。」「ケイゾウさんは氷がきらいです。」の4話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
30
新着棚で。『ケイゾウさんは四月がきらいです』の続編。今回も面白かった。ニワトリのケイゾウさん。人間たちは、ケイゾウさんの気持ちがわかっていない。だから、ケイゾウさんはぼやきが多くなる(笑) ウサギのみみこも、わかっていない。だから、しょっちゅうケンカをするが、実は大事に思っている。幼稚園児の姿もリアルに描かれ、子どもって、こうだよな~と思わされる。だから、ニワトリやウサギも、こうなのかも(笑) さとうあやさんの素朴な絵も楽しさを盛り上げている。2018/10/08
びわこっこ
29
にわとりのケイゾウさんと、うさぎのミミコは、幼稚園の庭で飼われています。園児のお当番さんが掃除をすると、小屋から出て、外でひと騒動起こします。日本の四季と園の季節行事に関わって起こる事件は、読んでいて、ほほ笑ましいものです。鯉のぼり、夏のプール遊び、秋の落ち葉、雪で作った、雪ウサギと、子どもたちが自然の中で、動物と触れ合って、豊かな心を育んでほしいと願わせるお話でした。💝🍀🌳2022/11/26
ヒラP@ehon.gohon
18
幼稚園の四季を通して、ケイゾウさんが人気者であること、ケイゾウさんが大変であることに、微笑ましくも同情を感じました。 子どもたちは無邪気だけど、ケイゾウさんの苦労知らずですね。 でも、生き物がいて、自然があって、素敵な幼稚園です。 園児たちの成長にとって重要な環境だと思います。2019/10/23
遠い日
18
「ケイゾウさん」シリーズ2。相変わらずのケイゾウさんのつんのめり気味の発言が最高です。相棒のウサギのみみことの、息が合っているんだかないんだかわからない関係もおもしろい。幼稚園の一年。四季折々の行事や出来事をエピソードに、園児たちとの親交も、どたばたほのぼの。お疲れ様のケイゾウさんだが、実は、案外楽しんでいるようでもある。2018/10/18
木漏れ日の下
15
下の子と共読。ケイゾウさんはにわとりです。幼稚園の庭に住んでいます。一緒にうざきのみみこも住んでいます。ケイゾウさんの目を通して見る幼稚園での四季折々の様子が面白いです。随分前に書かれた本書の前の話があるようなのでそちらも読んでみたいなと思いました。2018/10/02