アメリカの小学校に学ぶ英語の書き方

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アメリカの小学校に学ぶ英語の書き方

  • ISBN:9784864540056

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内容説明

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■英文ライティングには「書き方」がある!
 学校で習った英文法や単語は理解しているつもりだが、長い文が書けない。そもそもライティングを習っていない気がする。そんな人は意外に多いのではないでしょうか。  アメリカでは「自分が言いたいことを明確に伝える」手段として、小学校低学年からライティングの練習に徹底して取り組みます。本書ではひとりの小学生の6年間の成長の記録を写真で紹介し、さらに各学年のライティングの授業風景を誌面に再現します。最初はスペルミスだらけの判読不能の文を絵で補っていた子どもが、高学年になると「イントロダクション」「複数のパラグラフを効果的に組み合わせた本文」そして「結論」と、論理的に構成された説得力のある長文を書くようになります。  小学生がメキメキと力をつけていくプロセスは、日本人の成人にとってもこの上ないお手本になるはずと著者は考えました。


■ライティングの授業で使われるメソッドを紹介
 アメリカでは州ごとに各学年で求められる水準が細かく定められており、複数のメソッドを使って目標をクリアしていく授業が行われます。

【6トレイト】 メインアイデアを決め、構成を考え、自分の主張を入れ、語彙を選択し、文章の流れに注意し、文法などのルールを守る。多くの学校で採用されている伝統的なメソッドです。

【4スクエア】 6トレイトをさらに具体化したもので、低学年クラスでよく採用されています。4つの四角形を使って、マインドマップのように視覚的に考えを整理していく方法です。

【インバーテッド・トライアングル】 高学年で使われる逆三角形のメソッド。もともとはジャーナリズムの世界で使われ始めたとされ、書きたいことを具体的に絞り込んで行く構成力を養うものです。


■メソッドを学んだあとは実践
いくつかのテーマを提示し、4スクエアなどのメソッドを使って自分の書きたいことをまとめあげる練習をします。まずは理由や自分の考えを列挙し、ふさわしい接続詞でつなぎ、5W1Hを意識して具体化したり、形容詞を使って個性を出したりして、最後にできた文章をチェックして修正。一連のステップをマスターして、論理的かつ人に伝わる英文ライティングの基礎を築きましょう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

majiro

7
よく考えたら当たり前なんだけど、州に依って人種の数に差があって、それが教育レベルにも反映されるという現実に、あらためて気づかされた。英語表現も、国際的に意思疎通しなきゃいけないから白黒はっきりさせる傾向にあるとか、やっぱり、状況がものの形を作っていくところがある。メソッドなんかも、多少なりとも、そういう部分に影響を受けているんだろうな。参考になったわ〜。2014/12/08

monakamonnie

4
正直あまり使えない。フィールドワークとはいえ、もう少しアカデミックな掘り下げを期待したのに。子どもの文章もやや冗漫。もう少し端的な組み立てが好ましいのでは?と思うが、そこに指導はないのか。おまけに131ページの英語は間違ってるし。そもそもdetail 123 とsummary は異質のものなのに、同じ四角で図形化するのも座りが悪い。後半の132ページ以降の5w1h を盛込む云々は英語に限らないし、前半との関係がよくわからない。本書の構成は、随分ぼやけた作りだと思う。2019/02/24

Ánië Tasartir

3
英語に限らない、何語でも。中高生でも大学生でも大人でも、今からでも学びたい「書き方」の基本。2014/03/06

Winter

2
(英作文に限らないが)4スクエア手法などはライティングをする上で参考になった。試しに子供にやらせてみようと思う。2018/01/31

tsuki

2
逆三角形と4squareと三角形の方法を使って書き、それぞれをつなげると英語の文章を書くことができそう!って思えた‼︎ 日本語の文章もだけどいきなり英文を書き始めると何から書き始めたらいいのか分からない!しかも、どういうことを書いたらいいかわからなくなり、支離滅裂な文章になってしまう事が多いように感じる!4squareはそれをカバーしてくれ、なかなか使えると思う!試してみたい‼︎2016/03/22

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