ポプラ新書<br> 高校野球100年を読む

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ポプラ新書
高校野球100年を読む

  • ISBN:9784591146057

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内容説明

第1回全国中等学校優勝野球大会から100年を迎える高校野球。 もはやそれは日本人の夏の風物詩であり、「文化」と呼べるものである。 第一回大会の記憶を留める人も少なくなる中で、それらを今も克明に浮かび上げてくれるのは「本」である。 流通にのるものだけでなく、各県や高校の野球部が歴史をまとめた「県史」・「部史」。 またアナウンサーのアナウンス用アンチョコ本など、本の形は多岐に渡る。 そして、そこにこそ、普通では知られていない高校野球ウラ話が潜んでいるのである…… 野球関連書籍取り扱い日本一。 野球好きなら知らない人はいない、野球芸能人も数多く訪れるという野球古書の聖地「ビブリオ」店主と、尖った切り口で定評のある『野球太郎』編集部がタッグを組んだ奇跡の一冊。 これほど熱く、マニアックな高校野球本はほかにあっただろうか! 全ての高校野球ファンに捧げる一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mio217

17
明日6日から夏の高校野球の開幕です。高校野球が大好きなので、開幕前に歴史を知ろうと思い読みました。 高校野球が開催されるようになって100年です。 1915年に豊中のグラウンドから始まった大会、途中、戦時下におかれて大会が中止となった時期もありました。戦争で命をおとした高校球児もいます。 日本の歴史とともに歩んできた100年なんです。 記念すべき今年、球児たちはどんな戦いをするのでしょうか。楽しみです。2015/08/05

白義

12
高校野球の歴史を数々の名著をお供にブックガイド形式でたどる一冊。野球専門古書店の店主による書だけに、一般向けの本やファンブックのみならず、学術書や小説に超レア本まで紹介されていて中には「銚子商野球部ノート」という野球部員のミーティングノートをそのまま出版したものまである。監督のキャラクター化や教育論の需要、スター選手たちの台頭に、スポーツジャーナリズムやムック本自体の変遷など興味深い話が多く高校野球には全く詳しくないのだけれど楽しめた。数少ない問題といえば実際に手に入りそうな本がごく少ないことくらいである2018/03/24

どどいち

11
高校野球に関する情報が、手短に一冊に纏まったものでした。いろいろな事件、激闘の試合、怪物、アイドル選手の紹介など、本の厚さは薄かったが内容は充実していた。2015/09/20

Tibe

6
高校野球とプロ野球は同じ野球なんだが全く別の競技に見えるのは何故だろうという疑問が解決。一瞬一瞬の輝きに心を奪われる。春の大会もクライマックスに差し掛かっている現在、敗れ散ったチームが鱗となって勝者は大魚へと変わる。高みへと上り詰めていくその姿を見逃してはならない。2021/03/27

koji

5
新書らしいOneTheme本ですが、古書店主が高校野球本を紹介するというかわった切り口です。私は野球はしませんが、高校野球は結構昔から見ています。原点は江川卓の作新学院に挑んだ柳川商業のプッシュ打法です。少し昔話が過ぎました。私にはややフリーク的な所があり、ここにある本は知らなくても、エピソードはよく知っています。この本の著者の視点はある意味で親切で、高校野球の魅力と思われる「視る角度」を満遍なく採り上げています。さて私が読んでみたい本は、「球跡(滋賀県高校野球史)」と「甲子園野球のアルケオロジー」ですね2015/08/29

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