内容説明
日本人は真実を知らなすぎる! フェイクニュースと偏向に満ち溢れた情報のなかで、いま世界で起きている真実と、これから起こる激変を解説! トランプ大統領はなぜいま米中貿易戦争に踏み切ったのか、最終的に中国はどうなっていくのか、米中・日中激突の可能性、アメリカ人から見た日本国憲法改正の意味などを論じながら、朝日新聞やNHK、各種業界団体など、国民を欺く亡国組織の実態を暴いていく。日米の激烈論客2人による怒りの激論!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hk
23
アメリカでは政治的公平性の見地から「レディース&ジェントルマン(LGBTへの慮り)」や「メリークリスマス(キリスト教徒以外への配慮)」と発言することがあたかも禁忌となっているようだ。これを行き過ぎたポリコレだとして、ケント氏はアメリカ版文化大革命だと皮肉っている。確かに息苦しい世の中だ。こうしたリベラリズム疲れした世相の中だからこそ、あけすけな言葉遣いのトランプ大統領が誕生したという視座は単純だが腹落ちするものがある。また本書で最も面食らったのが、著者の2人が共に加計学園の理事に就任したというニュースだ。2019/02/12
Mayu
13
うちにはテレビがなく、情報収集はほぼネットニュースやTwitterなので、マスメディアとはある程度距離を置いているつもりだったのですが、それでも本書に書かれていた内容は普段自分が目にしている情報とかなり違う内容で、日本語のニュースしか見ていないと偏ってしまうのかな、と気がつけて良かったです。アメリカに関しても、どうしても都市部のイメージに引きずられてしまい、そこはアメリカのほんの一部であることを忘れがちだなと…。こういう本は苦手分野で正直よくわからなかった部分も多かったですが、選挙の時に慌てないよう、たま2020/03/07
templecity
12
ケントギルバートと上念司との対談本。最低賃金を上げることは新卒の失業率を高めるだけ。米国に医療制度がグループ毎になっていることから、医療費のかからない若者と医療費のかかる高齢者のグループが分かれていれば、保険が破たんするのは必至。日本のメディアが左派になっていているが、ネットが普及して昔ほど力を及ぼさなくなっている。それでも腐敗している。等々 2020/06/10
やす
9
対談本なので読みやすい。前半のアメリカ事情については面白かった。2018/11/20
魔王
7
大好きな二人の対談本です。各々の得意分野の話が聞けたので勉強になります。二年前の話ですが、増税と財務相は完全にこじらせました。当時「天災が起きれば…」と上念さんが言ってましたが、残念ながら減税にはならないようです。野党は武漢肺炎で大変なときも、桜を見る会で話すことをしませんでした。世の中は動いているのに、腐敗のみが進むんでいる。悲しいねぇ、救えなさすぎて悲しくなる。2020/04/06