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内容説明
「修養」――いわゆる“自分の心身を鍛える”この名著を、なぜ日本を代表する指導者が青年時代からこぞって読んできたのか。『武士道』で知られる新渡戸は、偉大な教育者であると共に人間通であった。日頃から人としてめざすべき生き方を説き、同時に、古今を通じて自分が尊敬する人の行ないから学び続けることも忘れなかった。そのエッセンスが詰まった本書は、最高の人生を生きる人が、どう考え、何を実行しているのかが明かされた、最高のテキストである。この「知的鍛錬のアイデア」は、現代人にもっとも効き目のある最強の“成長薬”になる! ◇私の「本とのつき合い方」――一歩進んだ「精読型多読」の方法 ◇「もっと強く賢い自分」誕生のための“すすはらい” ◇決意を長続きさせる「日に三度省みる」心がけ …etc.一読、自分が「生まれ変わってしまう」パワーがある本!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
30
人から非難を受け、自分の名誉を毀損されたとき、これを善用して自分の反省をうながすことにすれば、非難を受けた害よりもいっそう向上に役立つ利益を受けることが多い。自分を非難し侮辱した人があるときには、不憫な者と思い、彼らを憐み、いやこれを愛するという程度にまで、その思想を高めたい。 地位の高い人を見ると、その栄華がうらやましくなるが、しかし山の頂に登ってみれば、やはり麓のほうが住みやすいと感じるように、当人はかえって地位が高いために、いい知れぬ辛苦に胸を痛めることがある。2023/04/13
森林・米・畑
29
5000円札の新渡戸稲造さんが書いた生き方のエッセンス。昔の方が書いたのに現代にも通用するから読み継がれている。我が人生も半ばを過ぎようとしているが、まだまだこれから!軌道修正しながら生きていくヒントとしたい。2025/01/26
ちびbookworm
16
★3.5 原本抜粋、現代語訳版。読みやすい。丹羽宇一郎(伊藤忠名誉理事)の解説もよい。◆「『人は仕事で磨かれる』が私の持論だが、『自分に負けない力』の積み重ねにより、人は、『苦しい仕事を投げ出すことなく天恵と思い、自分が成長するチャンスに変える』人材に育っていく」p42020/04/01
リットン
3
人から非難を受けても、冷淡かつ無頓着の態度をとる。自分の欠点を認め自分が悪かったと発表するのは善い行い。考えを広く持っていればすることが小さくても大きな理想の一部を実行しているのだというところにまで達するはずである。天災または人為の禍にあうときは一時目がくらんで、大小軽量の分別を失い無益に心をわずらわす2019/09/23
はまちゃん
3
自分自身に置き換えて共感できるところが多々有り、自分でも嫌な経験をしてきたことだから、他人も同じことになって当然と思う気持ちが自分の中にあり、反省しています。2019/05/19
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